圧倒的な歌唱力を響かせる (C)2017 Disney. All Rights Reserved.

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 エマ・ワトソン主演でディズニーの名作アニメを実写化した「美女と野獣」日本語吹き替え版の新たな本編映像が、公開された。今回の映画版に当たってアニメ版も手がけた作曲家アラン・メンケンが書き下ろした新曲となり、呪いで野獣の姿になった王子(ダン・スティーブンス)に扮した山崎育三郎が、切ない恋心を歌い上げている。

 美しく聡明だが村人からは変わり者扱いされているベルと、心を固く閉ざした野獣が孤独を共有し、互いに心ひかれていくさまを新シーンを大量に盛り込んで描く。吹き替え版では、昆夏美がベルに扮するほか、岩崎宏美、池田優斗、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、村井國夫、吉原光夫、藤井隆らがボイスキャストを務める。

 今回公開された楽曲「ひそかな夢」の歌唱シーンは、ベルを愛するがゆえに自分の本心を隠し、父親モーリス(ケビン・クライン)の元へ返そうと決心した野獣が、城から去っていくベルの姿を見つめながら歌うバラード。山崎が「永遠のように長い長い夜 愚かと知りながらひそかに夢見る 彼女と迎える愛の夜明けを」と切なさと悲しみがこもった野獣の心情を圧倒的な歌唱力で表現している。このシーンに代表されるように、本作ではこれまでになく野獣の内面が掘り下げられており、細かな設定や新たな見せ場が付け加えられている。

 ビル・コンドン監督は、今回のシーンについて「野獣は彼女の姿を見続けようと、出来る限り高いところに登っていく。彼はこれでもう一生彼女の姿を見られなくなることを知っているんだ。つまりここでは、塔を登っていきながら、同時に彼が心の底から歌うことが何よりも重要だった。アランと(作詞家の)ティム(・ライス)は間違いなくスペクタクルに満ちた歌を作り上げていますよ」と自信をのぞかせている。

 「美女と野獣」は、4月21日から全国公開。