コアラの劇場支配人に扮する

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 国内で観客動員300万人、興行収入35億円を突破したヒット作「SING シング」(公開中)の日本語吹き替え版で、主人公を演じたお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が4月7日、福岡県福岡市の中洲大洋映画劇場で舞台挨拶を行った。

 「ミニオンズ」のユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンタテインメントが組み、フランク・シナトラ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティービー・ワンダーらのヒットナンバーが65曲以上も使用されている。吹き替えキャストには、MISIA、長澤まさみ、音楽ユニット「スキマスイッチ」の大橋卓弥、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司、山寺宏一、坂本真綾、大地真央をはじめ、バラエティ豊かな面々が名を連ねた。

 内村が演じたバスターが劇場支配人であることから、1946年から70年以上も続く老舗劇場の中洲大洋映画劇場に白羽の矢が立った。劇場に入った内村は「すごい。本当にいい雰囲気。いいですね。ちゃんとメンテナンスされていて、レトロな雰囲気をちゃんと守りながら、しっかりしている。素晴らしい劇場です」と感嘆した様子で「バスター風にやろうかな。ようこそ! 福岡中洲大洋へ」と挨拶し、観客の声援に応えた。

 3週連続第1位とヒット街道を走っている本作だが、内村は「どん底に落ちても、あとは上がるだけというポジティブさがこの映画を象徴してるんじゃないかな。バスターはハッタリの中で生きているみたいなところもあるんですが、みんなに夢を見させたいというキャラクターで、才能のあるいろんな動物たちを集めて、挫折もするけど立ち上がって復活するという、すごく気持ちのいい映画」と魅力を語る。

 イベントでは、内村が当時を振り返るひとコマも。「20歳がデビューだったんですが、『お笑いスター誕生!!』で初めてテレビに出る1回戦のときに、親父から『無心でいけ。欲をみせたらダメだ』と言われ、“無心”と言葉を紙に書いてお守り代わりに持って出ましたね。なかなか“無心”でいるのは難しいことだけど、それがやれたら素晴らしいことですよね。もう1つ『保証人にはなるな』と言われて送り出されました。きっと何かあったんでしょうね(笑)」と明かして観客の笑いを誘っていた。