<マスターズ 2日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
10年ぶりの出場も苦汁を飲まされた。4オーバー54位タイから出た谷原秀人は1バーディ・6ボギー・1トリプルボギーの8オーバー“80”を叩きトータル12オーバー。予選通過ラインに6打及ばず2日間でオーガスタを後にした。ホールアウト後は「悔しい」を連発し、予選落ちに終わった10年前の雪辱を果たせなかった。
松山英樹がスーパーショットを見せた15番パー5を360度カメラで撮ってみた!
出だしのつまづきが響いた。1番(パー4)で2打目をグリーン奥にこぼすと、ペタペタのグリーン回りから「ダウンスロープへのアプローチで、エッジぎりぎりに落とさないといけない」というアプローチが、トップ。反対側のバンカーに入ると、ヘリにつく不運。4打目はピン方向を狙えず横に出そうとしたが出せずに、再びバンカー内へ。5打目は寄せられずに2パットのトリプルボギー発進。続くパー5の2番で流れを変えたかったが、3打目のアプローチをミスして4オン2パットのボギー。出だし2ホールで叩いた4オーバーを取り返すことはできなかった。
10年ぶり2度目の舞台は、ローリー・マキロイ、ジョン・ラームという世界屈指の飛ばし屋二人に挟まれて奮闘したが、「力不足です」と一言。「(同組の)マキロイやラームとは飛距離が違うし、ボールの高さも違う。風のジャッジもうまくできなかった。経験不足もあります。自分を見つめ直すしかないです。今はどうしたらいいかわからないですね」と肩を落とした。
それでも6番は3メートル、16番は4メートルとパー3のティショットは2人よりも近くに乗せる場面もあった。しかも、5メートル四方に落とさなければならないピン位置で、だ。「普通に打てるところにあればいいんだけど……。グリーン上はやれていたと思うし」。距離が長すぎないパー3では世界と対等に渡り合ったが、パー4での狙ったところに打つティショットの精度、木がかかる場所や高低差のある中での風のジャッジなど2打目の技術力に大きな差を感じた。
1月から米国、豪州、アジアなど5カ国6試合を渡り歩いてつかんだ10年ぶりの切符。移動や時差の変化も多く疲労も考えられるが、「それは関係ないです」とはっきりと力不足を認める。「完全にやられました。悔しいです。もう1回出直してこいってことでしょう。今は出直す意欲はないですけど」。肩は落としたが目は死んでいない。昨年の賞金王レース、今年のマスターズの切符と最後まで粘りを見せた”あきらめの悪い男“。マスターズでも、その精神は発揮されるはずだ。
【2日目の順位】
1位T:リッキー・ファウラー(-4)
1位T:セルヒオ・ガルシア(-4)
1位T:トーマス・ピータース(-4)
1位T:チャーリー・ホフマン(-4)
5位T:ウィリアム・マクガート(-2)
5位T:ジャスティン・ローズ(-2)
7位T:ライアン・ムーア(-1)
7位T:ジョン・ラーム(-1)
7位T:フレッド・カプルス(-1)
10位T:フィル・ミケルソン(E)
10位T:アダム・スコット(E)
10位T:ジョーダン・スピース(E)
13位T:ローリー・マキロイ(+1)
16位T:松山英樹(+2)他
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