1961年から1975年にかけて7万2500台が生産されたジャガーEタイプ。

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「ロングノーズ&ショートデッキ」という文法を美しいスタイリングで究極にまで昇華させ、日本車ではトヨタ2000GT、初代フェアレディZといった名車に大きな影響を与えたことで知られています。

最近のジャガー・ランドローバーは、魅力的な新型モデルをリリースし、販売台数を更新し続けるとともに、英国はコベントリーにあるジャガー・ランドローバー・クラシック本部でかつての名車をフルレストアするという事業にも注力。

初代レンジローバーもフルレストアされ、およそ2000万円という価格で販売されます。

ジャガー・クラシックは、4月5日に開幕したドイツを代表するクラシックカーの祭典「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」において、「E-TYPE REBORN」を初披露しました。

専門技術者がパーツを調達し、全面的にレストアする「REBORN」シリーズではジャガー初となります。

フルレストアされたジャガーEタイプの初期モデルが単にショーで披露されたのではなく、初代レンジローバーと同様に、ジャガー・ランドローバー・クラシック本部から10台販売予定とされています。

10台すべての「E-TYPE REBORN」は、ジャガーEタイプのエキスパートたちにより選定された車両をベースに、1960年代当時のオリジナル仕様によってフルレストアされています。

「ジャガー・ヘリテージ・トラスト」に保管されている製造記録や図面を用い、さらに数十年にわたって培われてきたレストア技術で製造されていて、車両の品質、耐久性、そしてコレクション性を最大限高めるために、ジャガー・クラシック・パーツのみを使用。正真正銘のジャガー車であるということを保証されます。

ジャガーの熱意は半端ではありません。パネルを分解して再構築したボディパネルを必要な場所に配置し、腐食を防止しながら、Eタイプの印象的な外観を最適な形で復元。パネルを再装着する際は、スポット溶接の方法までも忠実に再現しているとのことです。

なお、完全レストアされた「E-TYPE REBORN」の第1号車は、1965年5月に米国カリフォルニア州に輸出された後、1983年に保管されるまで、78,000マイルを走行した個体。

この車両のボディシェル、エンジン、ギアボックスにはオリジナルの個体番号が残されていて、ジャガー・クラシックの技術者によって完璧に修復されています。

「E-TYPE REBORN」の気になるお値段ですが、28万5千ポンド(約3,933万円)からで10台の仕様によって異なるそうです。

(塚田勝弘)

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