米テキサス州の大学で先日、中国人を中傷するような張り紙が掲示され、中国人留学生の間で反発が起きた。2カ月ほど前には米国内の別の大学宿舎で中国人留学生の表札が引き裂かれる事件が発生した。中国メディア・今日頭条は6日、「日本人は留学生に差別の目を持っているか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 米テキサス州の大学で先日、中国人を中傷するような張り紙が掲示され、中国人留学生の間で反発が起きた。2カ月ほど前には米国内の別の大学宿舎で中国人留学生の表札が引き裂かれる事件が発生した。中国メディア・今日頭条は6日、「日本人は留学生に差別の目を持っているか」とする記事を掲載した。

 記事は日本に留学する中国人学生の中には、日中関係の状況から日本国内で差別を受ける可能性を心配する人がいるとしたうえで、日本社会の中国人留学生に対する一般的な態度を紹介している。まず、大学の教授については「留学生に不公平な扱いするケースは非常に非常に少数である」とし、教授の態度が厳しい場合には留学生自身に問題があるかも知れないと説明。多くの教授は留学生に対して親切で関心を寄せてくれ、むしろ日本人よりも良く扱ってくれることもあるとしている。

 続いて、日本人学生の態度については「話のルールを守りさえすれば、非常に良くしてくれる。話すにも何かするにも、こちらのことを考えてくれる。一方で、彼らと深く交わるのは難しいのだが、これは外国人だけではなく、日本人どうしでも同じこと。国民性なのだ」と解説した。また、日本留学では多くの人がアルバイトをするが、店長やオーナーがどんな人物であるかを見極めることが大切と指摘。しかし、多くのボスは異国の地で辛かろうと気遣ってくれる」と伝えた。

 記事は「日本社会には留学生に対する差別は決して存在せず、多くの人が友好的に接してくれる。日本に行ったら、中国人どうしで固まることなく、日本人と多く交流し、コミュニケーションを取るべきだ」とアドバイスしている。

 日本国内に全く差別がないとは残念ながら言えないが、留学生に対して優しい眼差しで接する人が多いのも事実だ。ただ、表面的には友好的でも、見えない部分やさりげない瞬間に冷たさや被差別感を覚える可能性もある。日本社会でうまくやっていく上でのハードルと言えるが、一方で多様性や異文化を体感し、成長する上では貴重な体験とも言えそうだ。もちろん、露骨ないじめや差別は論外だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)