■マスターズ開幕 6日、男子ゴルフのマスターズトーナメントが米ジョージア州のオーガスタナショナルGCで開幕した。日本人の注目はやはり世界ランキング4位の松山英樹が優勝できるかどうかという所だろう。前日の記者会見でも優勝に対して言及していたし、海外メディアも松山英樹を優勝候補に挙げている。メディアだけでなく、アメリカツアーの選手からの評価もよく、日本人初のマスターズ制覇はもはや夢ではないところまで来ている。

 追い風も吹いていた。現在世界ランキング1位であるダスティン・ジョンソンが腰痛のため出場を辞退している。さらに松山のアメリカでの人気は高く、英樹コールも起こるくらいなのでホーム感覚で戦えるのも強みだ。

■初日の松山 期待のかかる松山だったが、初日は首位と11打差の54位に終わった。スタッツは1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76。パットがあまりさえず出鼻をくじかれた形となったが何とか持ちこたえたというのが正しいだろう。

 他の注目選手である世界ランキング2位のロリー・マキロイはイーブンパーの72で12位とまずまずの位置につけた。同6位で15年のマスターズ覇者であるジョーダン・スピースは75で41位とした。2人の優勝候補と比べると松山は大きく離されているという訳ではなく、まだまだ期待できる位置にいる。

 その他の日本人選手は池田勇太が74で26位、谷原秀人が松山と同じく76で54位とまずまずと言ったところだろうか。首位のチャーリー・ホフマンが65と一人だけとびぬけているため首位との打数は開きがあるが、この調子を維持するのは困難で徐々に詰めていける可能性は大だ。

■まだまだこれから 簡単ではないが松山の優勝はまだ可能性がある。マスターズに強いジョーダン・スピースがぶっちぎっていたら期待は薄かっただろうが彼とは1打差しかついていない。このまま何と喰らいついていって徐々にスコアを上げていくことができれば最終日前までには首位に近づけるのではないか。

 54位の松山だが、初日のパーオン率は2位と安定感は抜群だった。一方のパッと数が91位(全93選手)と課題は明白となっている。グリーン上での修正さえできてくれば一気に上位に食い込む可能性は十分にある。

 1ホールで大きくスコアを崩す可能性のあるマスターズの為、上位にいても一つのミスが命取りになることもある。粘って粘って一つずつスコアを上げて世界ランキング4位の実力を見せ、日本人初のグリーンジャケットを獲得してほしい。