【ワシントン聯合ニュース】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は7日午前(日本時間同深夜から8日未明)、米南部フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」で首脳会談を行い、北朝鮮の核開発阻止に向けた協力を強化することで合意した。ただ、議論は平行線をたどり、2日間続けたきた北朝鮮問題の調整は失敗に終わった。
 トランプ氏と習氏はこの日首脳会談後に、共同会見はもちろん、共同声明も発表しなかった。ティラーソン米国務長官が会見で、北朝鮮問題に関する首脳会談の内容を簡単に伝えただけだ。
 これまでの首脳会談では共同会見か、合意に失敗した場合でも共同声明を発表しており、今回のような状況は極めて異例と言える。これは両首脳が北朝鮮核問題で一致した解決策を見いだせなかったことを意味する。
 ティラーソン氏は「習主席が『北朝鮮の核開発の進展が深刻な段階に達した』とするトランプ大統領の見解を共有した。両首脳が北朝鮮の核開発阻止に向け協力を強化することで合意した」と発表した。ただ、具体的な履行内容については言及しなかった。
 北朝鮮の核脅威が深刻な段階に達したことは米中両国がすでに共有してきた事実で、新しい内容とは言えない。お互いの立場だけを確認して終わったとみることができる。
 ティラーソン氏が今後の状況によっては米国が独自の対応に乗り出せると強調したのも、米中首脳会談で北朝鮮問題の解決に向けた合意に失敗したことを裏付けると言える。
 トランプ氏はこれまで「中国が(北朝鮮への圧力を)強化しなければ、独自に行動する準備ができている」と発言してきた。
 米国は今後、北朝鮮の挑発、これに対する中国の出方などを見極め、北朝鮮政策を実行していくと予想される。独自対応は北朝鮮へのテロ支援国再指定、対北サイバー戦強化、北朝鮮と取引する第三国の企業・個人への制裁、同盟国に対するミサイル防衛システムの強化などがあるとされる。
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