宮藤官九郎&寺島しのぶが出演! (C)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会

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 浅野忠信と田中麗奈が初共演を果たした映画「幼な子われらに生まれ」が8月26日に公開されることが決定し、宮藤官九郎と寺島しのぶが参加していることがわかった。浅野と田中が扮する離婚歴のある男女の元夫&元妻役に扮している。

 直木賞作家・重松清氏が1996年に発表した小説を実写化する同作は、バツイチ子持ちで再婚した中年サラリーマン・信(浅野)と妻の奈苗(田中)を主人公にしたヒューマンドラマ。2人の関係性を軸に、奈苗の連れ子、信の元妻、元妻と暮らす実子、そして奈苗が新たに授かった命をめぐり「家族とは何か?」という普遍的なテーマを模索する。「幸せのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督がメガホンをとり、脚本を荒井晴彦が担当している。

 宮藤が演じるのは、奈苗の元夫・沢田役。子供が生まれると家庭を顧みなくなり、奈苗にDVを働いていた暴力的な男を演じる上で「嫌悪感を通り越して、こんなふうにダメな自分を正当化して生きられたら楽だろうなと憧れを抱きつつ、とにかくイヤな奴に徹しようと思いました」と告白。さらに最も苦労したのが「大ファンである田中麗奈さんを殴る蹴る罵倒する一連の回想シーン」の撮影だったことを明かし「正直覚えてないです。辛すぎて記憶を抹消したんだと思います」と語っている。

 信の前妻・友佳役を演じた寺島は「三島監督と浅野さんとつくり上げていく事が楽しかったです」と役づくりに満足している様子。信との間に生まれた娘と渡米して大学教授と結婚するが、実は後悔だらけの人生を送っているという複雑な役どころに挑戦し「友佳との関係性があまり描かれていなかったところを、こういう関係だったのではないかと想像しながら演じることが楽しかったです」とコメントを寄せている。

 「幼な子われらに生まれ」は、池田成志、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾も出演する。8月26日から東京・テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。