中国日報網は先日、海外メディアの報道を引用する形で「日本の“ぜいたく果物”文化の秘密を明らかに」と題する記事を掲載した。資料写真。

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日本のスーパーマーケットに四季を通じて並べられる色とりどりの果物。そのみずみずしさに思わず手を伸ばしそうになるが、中には買うのをためらってしまいそうな高級品も見受けられる。中国日報網は先日、海外メディアの報道を引用する形で「日本の“ぜいたく果物”文化の秘密を明らかに」と題する記事を掲載した。

記事はまず、日本には宝飾店かと見間違えるほど高級感あふれる果物専門店が存在すると紹介し、「陳列されている果物の値段を見てみると“宝石”と呼んでも言い過ぎではない」と説明する。さらに、日本各地で行われる競りではたびたび数万ドル以上の値が付いているとも指摘。その一例として昨年、北海道のメロンが2玉300万円で落札されたことに触れ、「アジア文化、特に日本社会において果物は特別な扱いを受けている」と語る識者のコメントを伝える。「果物は飲食の重要な構成要素であるだけでなく、ぜいたく品として日本の贈答文化の中で重要な役割を果たす」というのが同氏の考えだ。

記事はその上で「日本の消費者はなぜ値段の高い果物を好んで買うのだろうか」と疑問を投げ掛け、「西洋の人々はリンゴ、オレンジに栄養的な価値があると考えているが、日本人は果物に精神的な側面から向き合っているよう。彼らは仏壇などに定期的に果物を供える。高級な果物は敬意を示す重要なシンボルなのだ」と続ける。前述の識者が語った「日本人は特殊な場面あるいは大切な人に対してプレゼントの特別感を示すために高価な果物を購入する」との言葉を取り上げ、さらに「値段が高いことは一部消費者にとって信頼、高品質を示すものなのだ」とも伝えた。(翻訳・編集/野谷)