アップル、iPhone向けかんたん動画作成アプリ Clips を無料配布。SNS映えするビデオを秒で撮影・加工・編集

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アップルが iPhone / iPad 用の新しい動画作成アプリ Clips をリリースしました。

Clips は自撮りも含めた動画の撮影からカット・並び替え編集、フィルタ適用、ステッカーや声で書けるテロップ追加、自動でぴったり決まるBGMまで、ひとつのアプリでかんたんに作成して共有できる新感覚の動画アプリ。

iPhone 5s以降 / iPad Air / mini 以降、 iOS 10.3以降向けに、日本のApp Store から落とせます。価格は無料。

アップル製の動画編集アプリといえば iMovie がありますが、iMovie はビデオカメラやDVD時代のMac用ホームビデオ編集ソフトの簡易版で、操作も昔ながらのタイムライン編集が主でした。

新アプリの Clips は最初からモバイル向けに、YouTube やInstagram 、Snapchat といったソーシャル共有・動画チャット世代に向けて設計されています。

使い方は画面を見ればすぐ分かりますが、基本は:

・撮影ボタンを押しっぱなしで撮影。放せば中断。

・左のマイクボタンで録音オンオフ。右のカメラ入れ替えボタンで自撮りと背面カメラ交換。

・直接動画を撮るほか、写真の撮影、iPhoneに保存済みのビデオや写真の追加も可能。

撮影や追加を続けると、画面下に場面や素材ごとのサムネイルが並んでタイムラインになります。これを指でドラッグすれば入れ替え編集ができます。

サムネイルをタップすれば、撮影した動画の拡大やカットもできます。これは写真アプリの動画撮影と同じです。

いまどきのアプリらしいのは、カラフルなオーバレイ(ステッカー)やポスター(タイトル画面)、フィルタ、ライブタイトル(テロップ)を追加できること。

画面上の吹き出しアイコンをタップすれば、撮影しつつ喋るだけで、リアルタイムにテキストが撮影中の動画にアニメーションで追加されます。ライブタイトルのスタイルはさまざまなスタイルが選べます。

ほか、白黒や手書き風、漫画風などのフィルタも、リアルタイムに適用できます。

BGMの追加は右上の音符から。場面や雰囲気にあわせてやたらとたくさんの曲がプリセットされており、映画音楽の巨匠ハンス・ジマーによるドラマチックな予告編風まであります。

プリセットの音楽はビデオの長さにあわせて自動で調節され、終わりにあわせてちゃんとイントロ〜アウトロが同期するのも賢いところです。

撮ったり足したり飾ったりしてビデオが完成したら、iOSの共有アイコンからそのまま各サービスやアプリに送ったり送信できます。Clips はビデオに写った人物を顔識別するため、写真アプリなどでiOSが知っている相手の場合、送信相手の候補が自動で並びます。