▽7日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第6節の浦和レッズvsベガルタ仙台は、7-0で浦和が勝利した。

▽5節終了時点で、3勝1敗1分で4位につける浦和と、3勝2敗で7位につける仙台が激突した。前節のヴィッセル神戸戦を3-1で勝利した浦和は、先発メンバーに同じ11人を起用。一方、前節の川崎フロンターレ戦で0-2の敗北を喫した仙台は、先発メンバーを3人変更。菅井と石川、契約により浦和戦に出場できない石原に代えて増嶋と蜂須賀、藤村を起用した。

▽[3-4-2-1]のシステムを採用する両チームの一戦。まずはアウェイの仙台が浦和ゴールを脅かす。2分、縦パスを受けた梁勇基のポストプレーから奥埜がボックス手前まで運んでシュート。しかし、これはわずかにゴール左へと外れる。

▽互いにラストパスの精度を欠き、フィニッシュまで持っていくことができない展開の中、20分、一瞬の隙を突いた浦和が均衡を破る。右サイドで縦へと仕掛けた関根が、切り返しでDFを振り切り左足でクロス。これをゴール前にフリーで走り込んだ興梠が頭で叩き込んだ。

▽先制点を奪った浦和は、勢いに乗ったまま一気に試合の流れを引き寄せる。27分、ボックス右手前で関根がボールを持つと、マイナスのパスを受けた森脇が絶妙なスルーパスで関根にリターン。これを関根が中央に折り返すと、走りこんだ興梠が右足で合わせ、追加点を奪う。さらに29分、敵陣中央やや左でパスを受けた武藤がドリブルを開始。ボックス中央手前まで切り込むと、右足を振り抜いてゴール右隅へと突き刺した。

▽しかし、順調な試合運びを見せる浦和にアクシデントが起こる。プレスをかけようとした関根が急に立ち止まり、脇腹を抑えて交代を要求。そのまま担架で運び出され、42分に駒井と交代する。

▽突然のアクシデントも動揺を見せない浦和は、仙台を攻め立てると前半アディショナルタイム1分、ボックス左でパスを受けた宇賀神が平岡にスライディングタックルで倒されてPKを獲得。これを興梠が冷静に左隅へと沈め、前半だけでキャリア2度目のハットトリックを達成する。

▽後半に入っても仙台を攻め立てる浦和は47分、ハーフウェイラインを越えた辺りから武藤が敵陣中央に浮き球のパスを送ると、これが相手ディフェンスラインの背後へと抜ける。これに抜け出した李がGK関との一対一を冷静に制し5点目を奪う。

▽一矢報いたい仙台だったが、大量リードで余裕を持って試合を進める浦和のディフェンスを崩すことができず。終盤に差し掛かっても攻撃の手を緩めない浦和は66分、柏木の右CKに反応した阿部が頭で流すと、大岩のオウンゴールを誘発。さらに後半アディショナルタイムにも柏木がヘディングシュートを決めて、7-0で圧勝した。

▽仙台に反撃の余地を与えず、最後まで攻勢を続けた浦和が興梠のリーグ戦初のハットトリックと今季初の“KLM"弾など大量7発で連勝。敗れた仙台は今季初の連敗を喫した。