iPhoneの耐久性はモデルが新しくなるたびに増しているとはいえ、角からコンクリートの地面に落下すると、まず間違いなく画面にヒビが入ります。しかし、そんな悩みから解放される日は近いのかも知れません。落下の際に衝撃吸収バンパーがiPhoneから飛び出る仕掛けを、Appleが現在も開発していることが明らかとなりました。

2015年にも同様の特許を取得していた!

落下の際にiPhoneから衝撃吸収バンパーが飛び出し、端末の損傷や故障を防ぐという特許は、2015年にも登場し大きな注目を集めました。あれから2年弱が経ち、実装こそされていないものの、2017年になってもAppleは「飛び出るバンパー」に前向きな姿勢を示しているようです。
 

 
米国特許商標庁(USPTO)が4日、新たに公開した特許には、バンパーをiPhoneから出す条件として、デバイスが「落下している」状態にあるのか、それとも単に「置かれた」のかを、自動で判定する仕組みを取り入れていることが記されています。加速度センサーやジャイロスコープを組み合わせ、フリーフォールしている滞空時間からデバイスの高さや速度を割り出します。落下しているとソフトウェアが判断して初めて、バンパーが飛び出るというわけです。

水没を防ぐために水に浮かぶ

また公開された特許では「デバイスが水のような物質にさらされたり、湖や海、バスタブ、シンクに水没する可能性」が想定されており、浮力をもった素材をバンパーに用いることで、水面にiPhoneが落下しても沈まないようにする構想も記されています。
 
39%のスマートフォンユーザーがバスルームでデバイスを使用し、19%がトイレに落としたことがあるという調査も出ているだけに、デザイン性を度外視すれば、この機能は多くのiPhone使用者にとって朗報と言えるのかも知れません。
 
もっとも、最先端のデザインを追求するAppleは、外観に目配りすることも忘れません。特許ではバンパーに色がついたり、装飾的になったりする可能性も示唆されています。
 
もちろん、この特許が実現するかどうかは不明ですが、2015年から開発を続けているとあっては、少なくともAppleが前向きに検討している可能性はありそうです。ひとまずiPhone8がリリースされたら、真っ先にデバイスの角をチェックする必要がありそうですね。
 
 
Source:SiliconBeat
(kihachi)