6日、台湾紙・聯合報は、「日本一の清掃員」として知られる新津春子さんが台北の松山空港でトイレ掃除のデモンストレーションを行ったことを伝えた。写真は松山空港。

写真拡大

2017年4月6日、台湾紙・聯合報は、「日本一の清掃員」として知られる新津春子さんが台北の松山空港でトイレ掃除のデモンストレーションを行ったことを伝えた。

記事は、新津さんが「国宝級の清掃員」と称されていることや、遼寧省瀋陽市生まれの日中ハーフであることを紹介。「東京・羽田空港で長年清掃員を担当し、まじめで細やか、責任感のある仕事ぶりが高く評価されており、80種類の洗浄剤の使い方を熟知し汚れの原因や成分を速やかに分析するといった技術や、仕事に対する姿勢が、日本国内のメディアでしばしば紹介されてきた」と伝えた。

新津さんは6日午前、台北松山空港2階の男子トイレとバリアフリートイレでデモンストレーションを行った。「雑巾はきれいに折りたたむのではなく、片手で包むようにして持ち、もう一方の手で角をつまんで拭く」「便座と便器は別の雑巾を使用する」「便器の深いところまで手を突っ込んで洗い、見えない部分は鏡でチェックする」など、どの場所も見逃すことなくきめ細かく作業する様子を披露した。

見学した現地清掃会社のスタッフは、「新津さんの作業を見て、その成功の秘訣が『本当に細かい部分まで見逃さない』点にあることに気づいた。彼女のテクニックを学びたい」と感想を述べた。新津さんは自身の仕事について「これまで自分がすごいことをやっていると思ったことはない。ただ、掃除する場所を自分の家だと思い、しっかりお客さんをもてなそうと考えているだけ」と語っている。(翻訳・編集/川尻)