そこそこ曲データを所有していて、オリジナルのプレイリストを作ったりするのが好きなら、ぜひ「DJ」を始めてみてください。

DJって「機材にお金がかかる」「難しい」「音楽に詳しくないとできない」などと思われがちです。

確かに10年前はそうだったかもしれませんが、最近は機材も安価になり、ソフトウェアのアシストにより技術的なハードルもグッと下がってきていて、敷居はずいぶん低くなりました。

自宅でDJして遊ぶだけなら、自分の好きな曲を好きなようにかけて楽しめばよいので、音楽に詳しくなくてもまったく問題ありません。


まず「DJコントローラー」と「DJソフト」を入手する


DJとは、曲をノンストップでミックスして楽しむ行為。それを行うために必要なツールを紹介します。


音楽を「聴くだけ」から「遊ぶ」にSwitch。DJを始めるための方法、ガイドします02


最初に入手すべきものは「DJコントローラー」です。これはパソコンの中にある曲データを操作して、いい感じにDJするための機材。上の写真は我が愛機「Pioneer DJ DDJ-SB2」です。3万円弱で手に入るエントリーモデルですが使用感は悪くありません。ビギナーの最初の1台としておすすめのモデルと言えます。

同価格帯のものは他メーカーからも出ていますし、もっと多機能で高価なモデルもあるので、実際にショップなどで触ってみて「しっくりくる」ものを選んでください。機材って、この「しっくりくる」感覚が重要だと思います。


音楽を「聴くだけ」から「遊ぶ」にSwitch。DJを始めるための方法、ガイドします03


DJコントローラーをつないだパソコンには「DJソフト」をインストールします。上の画像は「serato DJ Intro」というDJソフトの画面です。画面上部、左右に「デッキ」と呼ばれる部分があり、そこへ曲データを読み込ませてプレイします。詳しくは後ほど。

DDJ-SB2は、このソフトを操作する用に設計されており相性は抜群。DDJ-SB2ユーザーは無料で使えます。

DJソフトもさまざまな製品がリリースされていて、NATIVE INSTRUMENTSの「TRAKTOR」、Pioneer DJの「rekordbox dj」、Atomix Productionsの「VIRTUAL DJ」あたりがメジャーどころ。


音楽を「聴くだけ」から「遊ぶ」にSwitch。DJを始めるための方法、ガイドします04


iPhoneやiPadでDJしたい!という人はPioneer DJの「WeDJ」、Algoriddimの「djay」あたりをチェックしてみてください。

いずれも、対応するDJコントローラーが決まっていたりするので、使いたいDJソフトがあれば(例えば「好きなDJが使っているから」とか)、そちらから逆算的にDJコントローラーを選択するのがよいと思います。


1つだけ技を身につければ、とりあえず遊べます


使う道具は分かった。で、どうやって遊ぶのか? 下の動画がとても分かりやすいです。使うDJコントローラーやDJソフトが自分のものと違っても、やることはほぼ同じなので共通項を見つけながら見てください。



曲の構造解説から機材の使い方、プレイの仕方まで解説して11分。すごくよくまとまっています。日本語字幕をONにして、ぜひ通しで見てください。

内容を要約すると…

(1)DJソフトの「デッキ」に曲データを読み込ませ、ちゃんと読み込まれているか音を出して確認。(START〜0:55)

(2)曲には「速さ」「拍」「小節」といった要素があり、この構造を知ることでよりよいプレイができる。(0:55〜1:47)

(3)今かかっている曲から次の曲へ瞬時に切り替える「カットイン」を解説。(1:47〜3:27)

(4)今かかっている曲から次の曲へ、音を混ぜながら徐々に切り替える「ミックス」を解説。(3:27〜7:30)

(5)「ミックス」をさらに洗練されたものにするためのテクニックを解説。(7:30〜END)

この中で、まず身につけていただきたいのは(3)の「カットイン」。これが身についていれば、とりあえずDJはできます。好きな曲、どんどん「カットイン」でつないでプレイしちゃってください。

で、慣れてきたら(4)の「ミックス」にトライするという感じでOK。さらに技を磨きたい人は教則本などを漁ってみてください。この段階まできたら、おそらくDJの楽しさの虜になっていることでしょう!


image: DDJ-SB2, DDJ-WeGO4-K

(奥旅男)