チュニジアの首都チュニスの南東約60キロのハマメットで、ビーチを巡回する警察官(2016年6月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】チュニジアの裁判所は6日、同国のナイトクラブで英国人DJが、イスラム教における礼拝への呼び掛けをアレンジした曲を流していたことをめぐる公判で、被告人欠席のまま禁錮1年の判決を言い渡した。司法筋が明らかにした。

 問題の曲は先月31日、同国北東部ナブール(Nabeul)の人気のリゾート地、ハマメット(Hammamet)近くのナイトクラブで開かれたパーティーで使用された。曲を流したDax Jさんはパーティー後まもなくチュニジアを出国した。

 裁判所の広報担当者によると、Dax Jさんには「公然わいせつの罪で6月、さらに公衆道徳に背いた罪で6月」の禁錮刑が言い渡されたという。また、裁判所はナイトクラブのオーナーとパーティーの主催者に対する訴えは却下したが、検察は2人がDJの流す曲について事前に調べておくべきだったとして上訴したという。

 今月2日以降、礼拝への呼び掛けが盛り込まれた曲などに合わせて人々が踊っている様子を収めた動画がインターネットで拡散すると、ソーシャルメディアで大きな議論が巻き起こり、当局は3日にナイトクラブの閉鎖を発表した。
【翻訳編集】AFPBB News