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半導体市場調査企業の米VLSI Researchは4月6日(米国時間)、2016年における半導体製造装置メーカーランキングを発表した。それによると、2016年は多くの製造装置メーカーにとって、10nmプロセスや3D NAND、生産能力の増強に向けた巨額の設備投資を背景に好業績の年になったという。

その結果、トップ10社のうち、7社が前年比で2桁の成長を実現。日本勢も、東京エレクトロン(TEL)が4位、SCREENが6位、アドバンテストが7位、日立ハイテクノロジーズが9位に入っているが、その中でもSCREENが前年比34%増と、トップ10社中で最高の成長率を示した。また、上位4社(Applied Materials、ASML、Lam Research、TEL)の売上高は50億ドルを突破しており、5位のKLA-Tencor以下を大きく引き離す結果となっている。

なお、プロセス別に見ると、フロントエンド(ウェハ処理工程)の業界成長率は同12%となった。また、テスト装置業界の成長率が同10%強であったが、Teradyneだけは2桁成長を遂げた。さらに、バックエンド(アセンブリおよびパッケージング)の業界成長率は、同24%と大きく伸びており、オランダASM Internationalの子会社の中国ASM Pacific Technologyが同23%の伸びを示しトップ10に入るなどの動きも出ている。このほか、注目される企業としては、ランク外ながら、Kulicke & Soffaが同39%と高い成長を遂げたという。

(服部毅)