結婚したくてもできない人も増えている?

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2015年の国勢調査報告から算出された50歳まで未婚の男性は23.37%、女性は14.06%に達し男女とも増加傾向にある――厚生労働省が運営する人口・社会保障問題の研究機関である国立社会保障・人口問題研究所が、2017年4月3日に発表した「人口統計資料集」で明らかにした。

なお、同資料集での未婚率は離婚や死別でパートナーを失った場合を含まない「生涯未婚率」を意味している。

婚姻数は年々減少傾向

2010年の調査では男性の未婚率は20.14%、女性は10.61%で、5年間で男女ともに3〜4%の増加となった。男性の未婚率が10%を超えたのは12.57%となった2000年からで、女性は2010年から10%を超えている。

都道府県別統計では男性の50歳児未婚割合が最も高かったのは沖縄の26.20%で、岩手26.16%、東京26.06%、新潟25.15%、秋田25.10%と続く。その逆に未婚率が最も低かったのは奈良県の18.24%、滋賀18.25%、福井19.19%。女性では東京の19.2%、北海道17.22%、大阪16.5%、高知16.48%、沖縄16.36%が未婚割合上位5県で、下位は滋賀9.21%、岐阜10%、山形10.08%となった。

その一方、再婚も含む全婚姻数は毎年減少を続けており、2010年の約70万組から2015年には6万組以上減の約63万5000組。平均婚姻年齢は上昇しており、男性は2000年に女性は2010年にそれぞれ30歳を超えている。