【木浦聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、海底から先月引き揚げられた旅客船セウォル号の船体調査委員会は7日、海洋事故調査などを手掛ける英ブルックス・ベルの関係者がセウォル号を積載した運搬船に乗船し、船体外観の検証に入ったと伝えた。

 船内には入らず外観のみを検査し、潜水艦との衝突説や内部爆発説など事故原因をめぐる疑惑の真偽を解明するための証拠を集めるという。
 船体調査委は委員8人が選出されただけで実務組織がなく、セウォル号の陸揚げを前に専門の鑑定機関を探していた。陸揚げ後の船体の清掃や防疫などで調査の手掛かりが失われることを恐れ、鑑定を急いでいる。ブルックス・ベルは852人が死亡した「エストニア号」沈没事故(1994年)、32人が亡くなった「コスタ・コンコルディア号」座礁事故(2012年)の調査などに加わったとされる。
 セウォル号事故では修学旅行中の高校生ら295人が死亡し、9人が行方不明のままとなっている。
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