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プロ御用達のデザインツールAdobe Illustratorが先月19日に生誕30周年を迎えた。Adobeの公式サイトには正式な誕生日は1987年3月19日だと記されている。同じくAdobeが開発したPostScript専用のベクタツールとして「Adobe Illustrator 1.0」がリリースされた。以来、ペンツールを駆使した機械にはなかなか真似のできないデザインも作成可能なプロ御用達のツールは進化を遂げている。共同創設者であるJohn Warnock(ジョン ワーノック)氏も"誰でもデザイン制作ができる時代なので、デザインは廃れてしまうだろう"という周囲の声を否定し、Illustratorが無限の引き出しを実現するツールであることを強調している。人間が作り出すオリジナリティ溢れるデジタルデザインは、限り無いものがある。機械に再現可能かどうかの問題とは異なる。

同社は、この30周年を記念し、また多くのプロデザイナーを含むユーザーへの感謝の意を込めてIllustrator CC 2017のアップデートを公式ブログで発表している。ドキュメントパフォーマンスの向上や新デザインのカラーテーマパネル、安定性の強化など多くの機能向上が含まれるが、なかでもユーザーから並ならぬ要望が寄せられていたというIllustratorによる画像の直接トリミング機能が追加。従来Photoshopや別のツールで画像を編集しなければならなかったトリミングがIllustratorだけで完結できるようになる。トリミングされた画像の余分な部分は削除されるためファイルサイズも縮小する。生産性の向上も図れそうだ。

アップデートに関するデモンストレーションは日本時間4月8日(土)午前5時、YouTubeでCreative Cloud エバンジェリストのPaul Trani氏により英語で行われる。

(長岡弥太郎)