男子テニス、国別対抗戦デビスカップ、ワールドグループ・プレーオフ、インド対スペイン。チームメートの勝利をコンチタ・マルティネス監督と喜ぶスペインのラファエル・ナダル(右、2016年9月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、スペイン代表を率いるコンチタ・マルティネス(Conchita Martinez)監督が、四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が不在の中でも、今週末に行われる国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)ワールドグループ準々決勝でセルビアに勝利することができると自信を示した。

 セルビア・ベオグラード(Belgrade)で開催される一戦では、クレーコートに向けた準備を理由にナダルが欠場を表明した一方、世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)は母国を代表して戦うことになっている。

 デビスカップで5度の優勝経験を持つスペインは、ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)やフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)、フェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)も不在となっており、代わりに世界19位のパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)と同24位のアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas)がシングルスに出場する予定だ。

 スペインのマルティネス監督は、大会の公式ウェブサイトで「ナダルがいなくてもチャンスはある」としたうえで、「出場してくれる選手がいるからこそ、代表チームはここにいる。トップ25の選手が2人いるし、素晴らしいチームだ。勝つためにできることはすべてやる」と語った。

 今回の対戦では、昨年6月の全仏オープン(French Open 2016)でキャリアグランドスラムを達成した後、肘の故障など数々の問題に苦しむジョコビッチの体調や精神面がカギとなってくる。

 マルティネス監督は「数週間のオフを設けた後、どのような状態でノバクが出てくるかは予想できない。すべての試合がチャンスだと思っている」と話した。

 ジョコビッチは7日のシングルス第1試合でラモス・ビノラスと、同第2試合ではヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)がカレーニョ・ブスタと顔を合わせる。

 けがでマイアミ・オープン(Miami Open 2017)を見送るなど、今季ここまでわずか11勝しか挙げられていないジョコビッチは、6日のドローセレモニーで「スペインのランキングを考慮すれば、過小評価することはまったくできない」と警戒した。

「シングルスでトップの2選手がいなくても非常に良いチームだ。10人もの選手を順番に使え、どのサーフェスでも危険だというのは、彼らの強みだ」

「今回のスペインは3番手の選手だと言う人がいたとしても、僕たちは何事も当然と捉えることはできない。ナダルはスタープレーヤーだが、スペインにはトップ選手を輩出してきた長い歴史があるし、僕たちもベストの状態で臨まなくてはならないと覚悟している」

 セルビア対スペインの勝者は、準決勝でフランス対英国の勝者と激突する。
【翻訳編集】AFPBB News