<マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
プロにとってパー5は“バーディかそれ以上を求めるホール”だ。オーガスタナショナルGC、530ヤードの15番パー5。風向きによっては楽に2オンもできる。レイアップしても3打目はウェッジでのショットとなるため、昨年は18ホール中15番目に易しいホールだった。
ミケルソンは上々スタートにニッコニコ!
しかし、今年は少し様子が違った。第1ラウンドは朝から強風が吹き荒れ、一瞬で変わってしまうきまぐれな風向きに翻弄される選手が続出してアンダーパーはわずか11人。そんな中で、二人の歴代チャンピオンが15番ホールで明暗を分けた。1アンダー、4位スタートのフィル・ミケルソンと3オーバー、41位スタートのジョーダン・スピース。そこには、ベテランと若手のマネジメント力の差がはっきりと出た。
ミケルソンは15番をパーとしたが、「これまでと攻め方が変わっている」と説明する。「以前はレイアップしたら、3打目は左足が下がっている上に芝のライが悪いことが多かった。ダフって手前の池に落ちるシーンが多かった。だから2オンを狙うことが多かった。それが今は3打目地点のライが悪いということがなくなったため、安心して打てる」という。「風だけを考えて打てばいい」と、83ヤードの3打目を7メートルに乗せて楽々パーをキープした。
一方のスピースは、「風やグリーン状態から、今日は違うとわかっていたのに、『15番はバーディを取らないといけないホール』というメンタルになってしまった」と、65ヤードの3打目はグリーンをとらえたものの、昨晩の雨で柔らかくなったことも手伝って強烈なバックスピンがかかり池ポチャ。ペナルティを払って放った5打目はグリーンオーバー、その後も寄らず入らずの「9」を叩きさんざんな目に遭った。
日によって攻守の切り替えをうまくできるかどうか。25回目の出場で百戦錬磨のミケルソン。優勝すればジャック・ニクラスが持つ46歳2か月23日の最年長優勝記録を31年ぶりに更新することになる大ベテランと、過去優勝1回、2位2回とはいえ、4回目の出場のスピースとの経験差が色濃く出た1ホールだった。
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