スペインの首都マドリードで、バスク地方の分離独立を求める非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」に抗議する女性たち(2000年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】スペイン北部バスク(Basque)地方の分離独立を求める非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」は、8日に完全武装解除を行うと表明した。英BBCが6日夜、英語とスペイン語で書かれた7日付の書簡を公開した。

 ETAの書簡は国際社会に宛てて、「明日が武装解除の日だ。だが、和平の敵によって(武装解除)プロセスが妨害される恐れが依然としてあると警告しておく」と述べた上で、「すべての兵器(武器および爆発物)をバスク市民組織の代表に」引き渡すとしている。ETAは書簡の中で「非武装組織」を自称している。

 武装解除プロセスは、バスク地方のフランス側の都市バイヨンヌ(Bayonne)を中心に行われ、8日には数万人が同市に集結するという。

 ETAの武装解除表明に先立ち、バスク自治州政府首班のイニゴ・ウルクリュ(Inigo Urkullu)氏は先月、ETAが4月8日までに完全武装解除する計画だと述べ、スペインとフランスの両政府に対し「意欲的な展望を示して」ETAとの「直接対話に向けた窓口を開く」よう呼び掛けていた。

 ただ、ETAを強く敵視するスペイン政府はウルクリュ氏の呼び掛けを拒絶し、ETAの「解散」と永久に再結成しないことを求めている。
【翻訳編集】AFPBB News