裁判を終え、裁判所を後にする米プロバスケットボール(NBA)、アトランタ・ホークスのタボー・セフォロシャ(2015年10月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米プロバスケットボールNBA)、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)のタボー・セフォロシャ(Thabo Sefolosha)がニューヨーク市警(NYPD)に不当逮捕され、脚を骨折したとして起こした裁判で、ニューヨーク(New York)市は5日、同選手と400万ドル(約4億4000万円)を支払うことで和解した。

 現在32歳のセフォロシャは2015年4月、マンハッタン(Manhattan)にあるナイトクラブの外で自身を逮捕しようとした警察から暴力を受け、右膝骨折および靱帯(じんたい)損傷を負い、シーズンを棒に振ることになった。スイス出身で黒人の同選手は、手術を必要とし、数か月の休養を余儀なくされた。

 ナイトクラブ「1 OAK」の店外で、当時インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)に所属したクリス・コープランド(Chris Copeland)が刺されたことで通報を受けた警察は、セフォロシャが好戦的で、現場での捜査を妨害したとして逮捕した。

 その後、自身は警察の残忍な行為による被害者だと主張していたセフォロシャは、米男性誌「GQ」で警官を「こびと」、「狂人」呼ばわりしたと明かし、今後は異なる行動を取るだろうとする考えを示していた。同選手のスポークスマンは今回、AFPに対し「本件が終息を迎えられてうれしい」と話した。

 米国では、2014年8月にミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが白人警官に射殺された事件を引き金に、国内全土で抗議運動が広がっている。
【翻訳編集】AFPBB News