森と湖とムーミンの国、フィンランド。平和そうなこの国に、犯罪組織に復讐を誓った覆面のスーパーヒーローが誕生しました。

フィンランド初めてのスーパーヒーロもの長編映画作品『Rendel』(レンデル)のティザー予告編を見てみましょう。



動画は9 Mediaより。

失業にあえぐフィンランドで、仕方なく巨大犯罪組織VALA(フィンランド語で「誓い」の意)で働いていたものの、ある失敗を犯したために妻と娘を殺されてしまった主人公。VALA組織を壊滅させよと謎の女性に囁かれた主人公は、スーパーヒーロー「Rendel」として悪の組織に立ち向かうのだった…。

…というのがクラウドファンディングサイトIndieGoGoのページで語られているストーリーのあらまし。そう、映画『Rendel』は元々2015年にIndieGoGoでSFX/VFXシーン製作の為に資金集めをしていたんです。結局IndieGoGoでは目標金額のわずか10%しか集まっていなかったのですが、どうやら作品は無事完成にこぎつけたようです。

主人公のコスチュームは『THE FLASH/フラッシュ』のズーム、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場した映画版のクロスボーンズやブラックパンサーにも似ているような感じですね。また、公式サイトギャラリーで見ることのできるコンセプトアートには、かなり『デッドプール』似の赤と黒に塗り分けられたコスチュームを着たキャラクターも描かれています。

もともとこの作品は、監督のJesse Haaja(イェッセ・ハーヤ)が中学生の頃に描いていたコミック「Rendel」を元にしたもので、映画版の舞台となるのはフィンランドに実在の都市ミッケリ(人口5万人程度)。『Rendel』に出演するのはフィンランドの俳優が主ですが、変わりどころでは『ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ』に出演するオーストラリア人女優ビアンカ・ブラッドイーも出演。B級映画ファンには見逃せない作品になるかもしれません。なお主人公の「Rendel」を演じるKristofer Gummerus(クリストフェル・グンメルス)は2014年の『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』でムーミンの声も務めている人です。

日本で見れるようになることも期待したいところですが、とりあえずフィンランドでの公開は今年を予定しています。

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image: © Copyright 2017 - Black Lion Pictures, © 2017 Haaja via YouTube
source: Rendal Movie, YouTube

(abcxyz)