ウルグアイの首都モンテビデオの国会議事堂前で、マリフアナの合法化を求めて集まった市民ら(2013年12月10日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】南米ウルグアイの大統領府は6日、嗜好(しこう)品としてのマリフアナ(乾燥大麻)の販売を今年7月に解禁すると発表した。登録したウルグアイ国民と同国永住者は薬局で購入できるようになる。嗜好品としてのマリフアナが市販されるのは世界で初めて。

 ウルグアイでは2013年にマリフアナの栽培と販売、消費を完全に合法化する画期的な法案が可決されており、今回の措置はその施行で最後の仕上げとなる。

 薬局での販売はこの法律の最も革新的な(そのため物議を醸している)点だが、これまで保留され、解禁に向けた明確な日程も示されていなかった。

 タバレ・バスケス(Tabare Vazquez)政権はこうした状況に終止符を打ち、国家薬物審議会のトップを兼任するフアン・アンドレス・ロバジョ(Juan Andres Roballo)大統領府副長官は記者会見で、薬局での販売解禁は「7月の第2週」をめどに行われると明言した。

 法律ではマリフアナの購入希望者に国への登録を義務づけており、所定の手続きを満たしたうえで購入が認められる。1か月の購入上限量は40グラムまでとなっている。

 ロバジョ副長官によれば、登録できるのはウルグアイ国民と同国の永住者のみ。登録は5月2日まで受け付ける。

 国家薬物審議会のディエゴ・オリベラ(Diego Olivera)事務局長によれば、マリフアナは1グラム当たり1ドル30セント(約145円)で5グラム入りと10グラム入りのパックで販売されるが、当面は5グラムパックのみの販売となる。売り上げの一部は政府の薬物使用防止プログラムに充てる予定だ。

 人口約340万人のウルグアイで、マリフアナの常習者は約15万人いると推定されている。
【翻訳編集】AFPBB News