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Appleが、SNSへの投稿を重視した動画編集アプリ『Clips』をリリースしました。
Appleが新作アプリ『Clips』を公開

新たなアプリをAppleがリリースしたことで注目を集めていますが、その一方で今後のiOSの方向性を示唆するかもしれない特徴も見つかっています。

最新iOSに更新済みでもiPhone 5/5cでClipsは使えず

Clipsは、『iOS 10.3』以降のiOSがインストールされているiPhone・iPad・iPod touchで利用できます。

しかしiOS 10.3以降をインストールしていても、『iPhone 5』・『iPhone 5c』・第4世代iPadには例外的に対応していません。

その理由は不明ですが、これらの機種のプロセッサがいずれも32ビット対応で、64ビットには対応していないことが理由として考えられます。Clipsが使える機種はいずれも64ビット対応です。

32ビットに比べ、64ビットは1度に扱えるデータの量が多いので処理が高速になるとされます。Clipsでは必要な処理能力を得るために64ビットのみに対応した可能性があります。

iPhone 5/5cは「iOS 11」にアップデートできない?

こうした「64ビットのみに対応」という傾向・兆候は、iOSにも見られます。

iOS 10.3では64ビットに対応していないアプリをリストアップする機能が追加され、このままでは将来のiOSのバージョンで使えない可能性がある、と説明。ユーザーはアプリ開発者に対応状況を問い合わせるように勧めています。
→ 『iOS 10.3』の気になる変更点まとめ


このことから「将来のiOSのバージョン」では32ビットへの対応を打ち切り、64ビットのみに対応するのではないか、と考えられています。

もしそうなれば、32ビットにしか対応していないiPhone 5/5c・第4世代iPadに最新のiOSをインストールすることはできなくなるでしょう。

早ければ6月に発表とみられる「iOS 11」は、iPhone 5/5c・第4世代iPadには対応していないかもしれません。

参考

Apple Clips app 64-bit only, another move suggesting end of 32-bit device support - AppleInsider