4日、韓国の原乳から抗生物質が効かないスーパーバクテリアが検出されたとの報に、ネットユーザーの間で不安の声が上がっている。資料写真。

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2017年4月4日、韓国・JTBCによると、韓国の牛から搾った原乳から、抗生物質が効かない耐性菌(スーパーバクテリア)が検出された。

今回検出された菌は合成ペニシリン「メチシリン」にも耐性を持つスーパーバクテリアで、黄色ブドウ球菌が抗生物質の乱用により変異したものという。人が感染した場合、皮膚に接触するだけでも伝染し、抗生剤が効かないことから隔離措置が必要になる。

韓国農林畜産食品部が2012年から5年間、乳房炎にかかった牛の原乳5000余りを調査した結果、36の原乳からスーパーバクテリアが検出された。またソウル大の研究チームが11〜12年にかけ京畿道(キョンギド)の47の酪農場で原乳を調査した時も同様の菌が発見された。

専門家は、畜産農家周辺の病院から出た医療廃棄物や畜産従事者を介して牛が感染した可能性が高いとみているが、正確な感染経路は分かっていない。一方政府は、原乳は流通前に滅菌されるため、消費者が飲む牛乳には問題がないとしている。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「滅菌は確実なのか?」「政府の言葉を信用していいの?」「抗生物質は効かないけど、滅菌はできるの?」「牛乳を飲むのを控えようかな」「あれも駄目、これも駄目、いったい何を食べたらいいんだ?」「スーパーな菌ってことか、なんだか怖い」「子どもの給食に出す牛乳は大丈夫か」「赤ちゃんの粉ミルクは?」など、不安の声が多く寄せられた。(翻訳・編集/三田)