ステーキ料理中、肉をカットする前にその焼け具合を見てみたいと思われた方は、「Cook My Meat」を使ってみれば一目瞭然でわかります。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生Kate Roeさん、Laura Breimaさん、Marissa Stephensさんの3人が開発したCook My Meatは、実は新製品というわけではありません。最初に開発されたのは2013年ですが、最近になって新たなツールが加わり、いたる所にいるステーキ愛好家にとってうれしいものへと生まれ変わりました。以下、その使用方法です。

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まず、肉の種類や厚み、加熱前の温度といったパラメーターを入力し、ステーキの調理温度を選択します。すると、すべての調理が終了したときに、肉がどのような焼け具合になるかを知らせてくれるのです。赤、ピンク、焼きすぎなど、おなじみの色合いを目にすることになるでしょう。

このツールは、クランク・ニコルソン法に従った計算により、それぞれの時間ごとに肉の中における熱の拡散度合いを表示しています。その際、タンパク質を変化させる温度の基準として、ハロルド・マギー氏の著書「マギー キッチンサイエンス -食材から食卓まで-」の情報を活用しています。さらには、2つの調理法を比較して、肉屋であなたが購入した高級肉の厚切りにふさわしい方法を確認することも可能です。

ただし、このようなハイテクツールを使うにしても、完璧なステーキを作れるかどうかは、料理人の腕前次第。Cook My Meatでは、オーブンやグリルの不具合の可能性、フライパンの種類の違い、肉の堅さなどを推し量ることができません。このツールは、ステーキ調理法の研究をするのに便利な、一種の楽しい手段と考えるのが一番良さそうです。


Patrick Allan(原文/訳:コニャック)