医師には絶対服従! 挨拶は背中から!? 製薬会社の営業に伝わる謎ルール

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「ローカルルール」なるものは、さまざまな業界内にも存在するものだ。外から見ると、「そんなことして何の意味が……?」というような、奇妙で業界内になんとなく存在する慣習の実態に迫った。

製薬会社の営業担当者、挨拶は背中から!? 医師至上主義の謎ルール

 同業間の激しい競争のなか、自社製品を売り込むためには、医師への絶対服従が求められるMR業界。そんな医師至上主義ゆえか、奇妙な慣習も多い様子。

「自社製品を売り込む際は、お目当ての医師の診察が終わるまで、各社MRは廊下に並んで待機。診療を終えて歩いてくる医師に会えたとしても、正面からの挨拶はご法度。医師が自分の目の前を通り過ぎた後、背中側から話しかけるのがルールです」(30歳・女性)

 ちなみに、同じ営業でも、医療機器営業のほうがMRよりも立場が上らしく、「医師に正面から話しかけてもOK」という謎のヒエラルキーもあるらしい。ほかにも「医師と話すときは、目線が上からになるのはNG。話すときはしゃがんで、下から見上げて話し掛けます」(33歳・女性)との声もあり、医師への細かい気配りぶりが窺える。

 さらなるMRたちの苦労がにじみ出るのが、接待でのルール。

「ウチの会社では、『医師への接待飲み会中は、L-システインを飲め』という訓示が代々受け継がれています。医師に酒を勧められればMRは絶対に断れないので、酔いつぶれないための秘訣。特に女子はお持ち帰りされやすいのでマストで飲みます」(29歳・女性)、「医師にグラスを差し出す際は、おしぼりで水滴をぬぐい取ってから出すのが基本」(36歳・女性)

 どれもホステス並みの気配りが要求されるものばかり。本業以外に謎の慣習に振り回され、MRたちが疲弊しないことを祈りたい。

●奇妙な慣習
いかなるときも医師への正面からの挨拶はご法度!

― 業種別[職場の奇妙な慣習]がヤバすぎる! ―