遠藤憲一による切ないラブストーリー……

写真拡大

 俳優の遠藤憲一が、29日に放送される「世にも奇妙な物語 '17春の特別編」のエピソード内で主演を務めることが決定。「世にも奇妙」シリーズでの主演は初めてという遠藤は、他界してしまった妻の“記憶”と暮らすサラリーマンを描く奇妙なラブストーリー「妻の記憶」に出演する。

 遠藤演じる成田陽一郎は、接待や飲みに明け暮れ、毎晩遅くに帰宅する仕事一筋のサラリーマン。しかしある日、彼の妻・春子(原田美枝子)は不注意で火事を起こして亡くなってしまう。ところがその葬儀の翌朝、食卓に朝食を並べる春子の姿が……。でもその姿は娘には見えないという。不思議な体験を続ける陽一郎は、ごくまれに認知症患者自身の「忘れたくない」という強烈な意思によって、その記憶が残像となって時空間に定着するケースがあることを知る。こうして彼と“妻の記憶”の奇妙な夫婦二人暮らしがスタートする。

 同作はWEB漫画サイトXOYで連載されているオムニバスミステリースリラー作品「奇々怪々」のエピソードの一つ。同番組の後藤庸介プロデューサーいわく、番組のアシスタントプロデューサーが、仕事が理由で大切な人の最期に立ち会えなかった経験から激しい後悔にさいなまれていた時期に、原作に出会ったことが映像化のきっかけだったという。

 そして本作に挑んだ遠藤は、「大切な人を失うということは誰でも経験しうるので、どこか共感していただけると思います」とコメント。また撮影を振り返り、「CGを使ったり、細かい作業があるので難しいですね。あと、原田美枝子さんは大好きな女優さんで、過去にも夫婦役をやったことがあるので(関係性は)ばっちりなんですが、今回は勝手にこっち側がしゃべるだけで意思疎通ができない設定なので、そのバランスが面白いと思います」とも語っていた。(編集部・井本早紀)

「世にも奇妙な物語 ’17春の特別編」は4月29日午後9時〜11時10分にフジテレビ系で放送