中国では「中国人は自国と他国を比較するのが好きな民族」だと指摘する声がおり、実際にメディアの報道においても、中国と日本を比較する記事を見かける機会は非常に多い。中国メディアの巴中在線も5日、中国経済は本当に日本を超えたのかと疑問を投げかけ、日本経済と中国経済を比較する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では「中国人は自国と他国を比較するのが好きな民族」だと指摘する声がおり、実際にメディアの報道においても、中国と日本を比較する記事を見かける機会は非常に多い。中国メディアの巴中在線も5日、中国経済は本当に日本を超えたのかと疑問を投げかけ、日本経済と中国経済を比較する記事を掲載した。

 記事は中国の国内総生産(GDP)について、1990年は世界第10位だったが、95年にはブラジル・スペイン・カナダを抜いて第7位になったと紹介、また2000年にはイタリアを抜いて第6位に、05年にはフランスと英国を抜いて第4位に、07年にはドイツを抜き、10年には日本を抜いて世界第2位の経済大国となったと説明した。

 多くの中国人は中国のこうした「輝かしい経済発展」と日本経済の長期低迷を比較し、「中国経済は規模だけでなく、質の面でも、全面的に日本を超えた」と考えているとしたが、記事は「中国は本当に日本経済を超えたのか?」と疑問を呈し、実際のところ中国経済の質は日本に比べて圧倒的に劣っているのが現状だと指摘した。

 続けて、中国が日本に比べて圧倒的に劣っているのは、特に「製品を高付加価値化する技術」であると指摘。日本は資源が極めて乏しい国家であるゆえに、様々な資源や原料を輸入に依存し、資源や原料を製品化する際には付加価値を高めて輸出せざるを得ないと指摘、それゆえ日本の製造業は「高度に発達」していると紹介した。

 また「日本の研究開発能力は非常に高い」と指摘し、GDPに占める研究開発費の比率は先進国のなかでもトップクラスであると紹介。日本が世界の経済大国であると同時に経済強国であるならば、中国はただの経済大国にすぎないと指摘、「現時点で中国経済が日本経済に肩を並べたとは言い難く、日中経済を同列に論じることはできない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)