J1通算500試合出場まであと1試合に迫った小笠原。次節の仙台戦での達成が期待される。写真:田中研治

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 鹿島の小笠原満男と曽ケ端準が、J1通算500試合出場まであと一歩に迫った。
 
 長年に渡って鹿島を支えてきたふたりのベテランは、ともにJ1で499試合を戦ってきた。ホームで行なわれた6節のC大阪戦で500試合出場達成が期待されたものの、ACLとのターンオーバーでともに出場せず。週末の仙台戦で公式戦2連敗(6節・C大阪戦、ACL・ブリスベン戦)の悪い流れを断ち切るべく、ベテランふたりの先発復帰となれば、揃ってメモリアルマッチを迎えることも考えられる。
 
 では、鹿島のふたりは、J1出場試合数ランキングで何位につけるのか。Jリーグ25年の歴史を紐解き、J1出場試合数ランキングを作成した。※データは4月14日時点のもの
 
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 まずは、トップ10から紹介していこう。
 ※()内は現所属またはJ最終所属
 
1位 楢粼正剛(名古屋) 631試合
2位タイ 遠藤保仁(G大阪) 543試合
2位タイ 中澤佑二(横浜) 543試合
4位 伊東輝悦(沼津) 517試合
5位 阿部勇樹(浦和) 509試合
6位 山田暢久(浦和) 501試合
7位タイ 小笠原満男(鹿島) 499試合
7位タイ 曽ヶ端準(鹿島) 499試合
9位 明神智和(長野) 497試合
10位 山口 智(京都) 448試合
 
 鹿島のベテランコンビは、元浦和の山田暢久氏に続く7位タイに入った。ただし、その差はわずか2試合で、小笠原と曽ケ端が抜くのは時間の問題だろう。

 上位陣を見ていくと、今季のJ1クラブに所属する選手で、鹿島コンビよりも"場数"を踏んでいるのは遠藤、中澤、阿部の3人だ。衰え知らずのベテランたちは今季も開幕から全試合スタメンでチームを牽引しており、まだまだその記録を伸ばしていきそうだ。
 続いて11位以下を見ていこう。

11位 新井場徹(C大阪) 423試合
12位 川口能活(相模原) 421試合
13位 藤田俊哉(千葉) 419試合
14位 森粼和幸(広島) 417試合
15位タイ 佐藤寿人(名古屋) 395試合
15位タイ 田中マルクス闘莉王(京都) 395試合
17位タイ 今野泰幸(G大阪) 394試合
17位タイ 二川孝広(東京V) 394試合
19位 秋田 豊(京都) 391試合
20位 田中隼磨(松本) 389試合
21位 前田遼一(FC東京) 388試合
22位タイ 大岩 剛(鹿島) 386試合
22位タイ 那須大亮(浦和) 386試合
24位タイ 藤本主税(熊本) 385試合
24位タイ 松田直樹(横浜) 385試合
26位 青木 剛(鳥栖) 383試合
27位タイ 小村徳男(横浜FC) 381試合
27位タイ 澤登正朗(清水) 381試合
27位タイ 野沢拓也(仙台) 381試合
27位タイ 服部年宏(岐阜) 381試合
 
 14位に食い込んだ森粼和は、まだ今季のJ1では出場機会がないものの、昨季はボランチやCBの一角で広島の守備を支えた。今後、出場機会を増やせば、トップ10入りが見えてくる。
 
 17位タイのG大阪の今野は代表戦での負傷により離脱中ではあるが、インサイドハーフという新境地で開幕から調子の良さを見せた。21位の前田や22位タイの那須などが出場機会を減らすなか、代表にも復帰した今野はより一層輝きを増している。
 31位から50位は以下の通り。

31位タイ 鈴木啓太(浦和) 379試合
31位タイ 中村憲剛(川崎) 379試合
33位 大久保嘉人(FC東京) 377試合
34位 駒野友一(福岡) 374試合
35位 柳沢 敦(仙台) 371試合
36位タイ 服部公太(岡山) 365試合
36位タイ 本山雅志(北九州) 365試合
38位 山口素弘(横浜FC) 362試合
39位 西川周作(浦和) 361試合
40位 田中 誠(福岡) 360試合
41位 波戸康広(横浜) 358試合
42位 吉田孝行(神戸) 356試合
43位 中山雅史(沼津) 355試合
44位 三都主アレサンドロ(岐阜) 353試合
45位 平野 孝(大宮) 352試合
46位 茶野隆行(千葉) 350試合
47位 福西崇史(東京V) 349試合
48位 市川大祐(藤枝) 347試合
49位 谷口博之(鳥栖) 345試合
50位タイ 中村俊輔(磐田) 344試合
50位タイ 羽生直剛(千葉) 344試合
50位タイ 水本裕貴(広島) 344試合
 
 昨季MVPの中村は31位タイ。33位にFC東京に移籍した盟友・大久保が続いた。また、39位の西川(30歳)の記録は、堂々のトップに立つ楢粼(40歳)の10年前の成績(356試合)とほぼ同じであり、将来的に鉄人と肩を並べる可能性もありそうだ。