中国で「耳かき詐欺」が続発し、注意が呼びかけられている。

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2017年4月5日、中国紙・広州日報によると、中国で「耳かき詐欺」が続発し、注意が呼びかけられている。

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先日、広東省仏山市に住む男性は耳の不調を覚え、近くの市場で見かけた耳かきをしてくれる露店を利用した。露店の男は「耳あかがたまっている」と話し、男性は取ってもらうことにした。彼の耳からはピーナッツほどの大きな耳あかが取れたが、2280元(約3万7000円)の高額を請求された。男性は値切りに値切って最終的に1000元(約1万6000円)を支払ってその場を後にしたが、だまされたことに気づき警察に通報した。

警察はすぐに私服警官を現場に派遣。すると、市場で2人の男が拡声器で宣伝し、多くの人が集まっていた。男らは露店に耳あかのサンプルを置き、小さいものなら数百円、大きいものだと1万円の費用がかかると、取れた耳あかの大きさによって金額が異なると説明していた。

前出の男性のように1000元を超えるような金額を請求される人はいなかったが、多くの住民が露店で耳を見てもらい、お金を払っていた。一部始終を観察していた警察は、男らが取り出し耳あかは客の耳にあった物ではなく、客のスキを見て事前に用意していた耳あかを耳に入れあたかも客の耳から取り出したように装っていたことに気が付き、詐欺行為と断定し現行犯で男らを拘束。初めこそ犯行を否定していた男らだったが、その後犯行を認め、全国各地で同様の詐欺を繰り返していたと供述した。現地警察は同様の詐欺に気を付けるよう呼びかけている。(翻訳・編集/内山)