NTTは6日、現在の固定電話をインターネット技術を使用したIP電話に2024年初頭から順次移行し、25年初頭に完了すると発表した。

 基本的な音声サービスは現状と変わらず、移行に伴う工事も不要で電話機などもそのまま利用できる。料金のうち、基本料は市場環境が著しく変化しない限り現在の基本料と同額。通話料は距離にほとんど依存しないIP電話の特性を生かせるため、全国一律3分8.5円(税別)となる。

 同社の固定電話は、契約数がピーク時の1997年の6,300万件から2016年は2,172万件となり、約66%も減少している。通信回数と通信時間は、00年から15年で通信回数が93%、通話時間が97%減少と契約件数の落ち込みよりもさらに大幅に減少している。そのため固定電話は、いかにコストをかけずにサービスを維持していくかという状況にあると同社は述べている。