KAT-TUN亀梨和也、再ブレイクの予感! 続く主演作で得意の“演じ分け”を発揮?

 2016年5月1日、東京ドームで行なわれた『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"』をもって、充電期間に入っているKAT-TUN。充電期間中は各々個人活動にチカラを入れ、自分たちの得意分野で活躍を見せてきた。現在も演技の仕事を中心に、亀梨和也は野球、上田竜也は運動、中丸はバラエティなどそれぞれにカラーを発揮している。そんな中、亀梨は映画やドラマへの主演での起用が目立つ。

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 3月25日より公開されている映画『PとJK』のほか、5月26日には映画『美しい星』の公開も決定している。そして大きな注目を集めいているのは、4月15日から放送開始となる新ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)であろう。『ボク、運命の人です。』は『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)以来、約12年ぶりに山下智久とドラマ共演を果たす作品だ。また、一世を風靡した「青春アミーゴ」の“修二と彰”ならぬ、“亀と山P”としてドラマ主題歌「背中越しのチャンス」も発売予定とのこと。

 再ブレイクの兆しが見て取れるが、彼の出演作品を振り返ってみると、波があることが分かる。1999年の『3年B組金八先生 第5シリーズ』(TBS系)を皮切りに、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)、『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)、『サプリ』(フジテレビ系)、『たったひとつの恋』(日本テレビ系)と、かつては毎クールのようにドラマに出演。同時期には舞台もこなし、目覚ましい活躍を見せていた。しかしその後、徐々に仕事はスローペースに。ドラマも年に1作品出演する程度になる。しかし今年に入って、一気にドラマ・映画3作品への出演が決定したのだ。

 その3作品で亀梨が演じる役を見てみると、実にバラバラだ。『PとJK』では正義感と大人の男の魅力を兼ね備えた警察官・佐賀野功太、『ボク、運命の人です。』では女運がない素直すぎるサラリーマン・正木誠、『美しい星』ではフリーターをしつつも野心家な水星人・大杉一雄をそれぞれ演じる。この変幻自在な亀梨の演じ分けは、2013年に33役を演じ分けた映画『俺俺』に通じるところがあるのではないだろうか。かつて『俺俺』で33役を演じるにあたり、亀梨はこう語ったことがあった。

「自分自身も行く場所、着る服で気分がコロコロ変わる性格。衣装を変える数分間で、役柄のスイッチが入った」(引用:俺俺 インタビュー: パブリックイメージと“俺”の狭間で切り開いた俳優・亀梨和也の第2章 - 映画.com)

 つまり、亀梨は“演じ分け”が素直にできるタイプで、実に“役者向き”だと言える。だからこそ、数々のドラマや映画で重宝されているのだろう。今回の3作品は公開(放送)日が近いため、撮影時期がかぶっていたことも十分にあり得る。だが、亀梨だからこそ一つひとつのキャラクターをきっちり切り替え、役の魅力を引き出す演技をしているに違いない。

 「亀梨の魅力は?」とファンに聞くと、歌、ダンス、存在感、見た目、絶対的センター感……と様々な回答が出てくるが、「演技」という答えも少なくない。そんなオールマイティーな亀梨が勢力的に活動し始めた今、KAT-TUNの復活はそう遠くないのかもしれない。(高橋梓)