日産、初代「ダットサン Z」のデビュー50周年を記念する特別モデルを発表

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【ギャラリー】2018 Nissan 370 Heritage Edition (30枚)


米国では「ダットサン Z」として知られる日産の初代「フェアレディZ」が1969年に登場してから、間もなく50周年を迎える。同社はこれを記念して、4月12日に開幕する2017年ニューヨーク国際オートショーで、特別仕様車「370Z ヘリテージ エディション」を公開するという。50周年のお祝いにはまだ少し早い気もするが、これによってフルモデルチェンジの時期が迫っている現行モデルに、また新しい風を吹き込む助けになるに違いない。

このヘリテージ エディションは、内外装の見た目のみを特別に仕立てたアピアランス・パッケージだ。シケイン・イエローとマグネティック・ブラックという2色のボディ・カラーが用意され、インテリアはいずれもブラックを基調に、シートやステアリングホイール、シフトレバー、ドアパネルなどにイエローのアクセントが施される。エクステリアは、シケイン・イエローにはブラックグロス、マグネティック・ブラックにはグロスシルバーのグラフィックがあしらわれる。

同車を含め、全ての2018年モデルイヤーの370Zには、マイナーな変更点がいくつか見られる。ヘッドライトとテールライトが新しくなったほか、リアフェイシアのペイントが変わり、ドア・ハンドルにはスモーク・クロームが施された。また、マニュアル・トランスミッションのモデルには「EXEDY」ハイ・パフォーマンス ・クラッチが採用されている。パワートレインは従来通り、最高出力322hpの古典的な3.7リッター自然吸気V型6気筒エンジンに、6速マニュアルまたは7速オートマチック・トランスミッションの組み合わせだ。

「Z34」型あるいは「370Z」と呼ばれる現行モデルは2009年にデビューし、市場で最も長い歴史を持つクルマの1台となっている。「GT-R」は今でもサーキットやそれ以外のシーンで競争できる実力があるが、370Zは旧態化しつつある。この新しい記念モデルがちょっとした助けになるだろうが、もうしばらくはこのまま販売を続けていくしかない。それが、実際の50周年より2年も先立ってこの特別モデルが発表された理由だろう。人々にZがいまだ健在であると思わせるには、刺激が必要だ。2018年モデルイヤーの370Z ヘリテージ エディションは、今春中に米国で発売が予定されている。

By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー