そのVRゴーグルにおってない? Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRのメンテナンス性を比較する:週刊VR情報局
▲ただし公式サポートページには「VRヘッドセットのレンズは、清潔で乾いた柔らかい布(メガネ拭きなど)で清掃してください」と記載されており、液体性クリーナーの使用は認められていません。HMD内に液体が入るのを懸念しているのでしょう。
▲さてフェイスクッションを取り付ける際には、留め具の位置を確認しましょう。左右それぞれ6ヵ所と、中央に1ヵ所......合計13ヵ所に留め具があります。
▲中央の留め具はPlayStationのロゴがある場所です。
慣れればどのHMDもそれほど手間取らずメンテナンスできますが、比較してみるとHTC Viveが最も安心してフェイスクッションを脱着可能でした。マジックテープだけで固定されているので、留め具が摩耗したり、ちぎれてしまうような不安感がないのがいいですね。
またHTC Viveはフェイスクッションの入手性のよさも魅力。Oculus Riftのフェイスクッションがひとつ3800円のところ、HTC Viveのフェイスクッションはふたつで3930円(どちらも送料込み)。ちなみに、HTC Viveのフェイスクッションは、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館の店舗なら2950円で購入可能です。PlayStation VRのフェイスクッションはパーツ販売していないので、万が一破けてしまった場合には修理対応となるのが手間です。
直接肌に触れるフェイスクッションは、VRのヘビーユーザーにとってみれば消耗品と言えます。もっと安価に入手できると嬉しいですね。
▲筆者のOculus Riftのフェイスクッションは少しめくれてしまっているので、とりあえず両面テープで補修しています。
▲3製品のフェイスクッションの取り外し方、取り付け方をナレーション入りで解説しています。ぜひご覧ください。