6日、4日に亡くなった元慰安婦イ・スンドクさんの最期を見送るため、足の踏み場もないほど多くの若者が弔問に訪れた。韓国・国民日報が伝えた。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像と集会に集まった人たち。

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2017年4月6日、韓国・国民日報によると、4日に亡くなった韓国の元慰安婦イ・スンドクさんの最期を見送るため、多くの若者が弔問に訪れた。

フリージャーナリストの「メディアモング」は4日、SNSにイさんの葬儀場の場所案内とともに、「おばあさんが寂しくないようにしてほしい。(葬儀場が)ごった返すほどになればいい」とのメッセージを投稿した。すると翌日、周辺の学校に通う高校生や大学生が続々と訪れたという。弔問の行列は終わりが見えないほど長く、芳名帳も2冊を超え、人々の想像以上の反応にメディアモングも感嘆した様子を伝えた。

元慰安婦の中で最高齢だったイさんは、寒い冬の間、散ることなく咲き続けるツバキになぞらえ「ツバキおばあさん」と呼ばれていた。慰安婦問題を世界に知らせるため各地を回って証言活動を続け、5年を超える法廷闘争の末、1998年に初めて日本の法廷から30万円ほどの賠償金支給判決を勝ち取ったことでも知られる。

メディアモングによると、イさんは生前に「多くの人々が訪れ、おいしいご飯をたくさん食べて行ってくれるのが私の願いの一つ(韓国では一般的に、弔問客に対して食事が振る舞われる)」と語っていたという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「天国で安らかに幸せにお過ごしください」「おばあさん、いつまでも愛しています」とイさんの冥福を祈るコメントや、「若いのに本当に偉い」「君たちのおかげで未来が見えてきた」と弔問に訪れた学生らを称賛するコメントなど、多くのコメントが寄せられた。

一方で、「政治家が(弔問に)来て名乗るのはやめてほしいね」「大統領選候補の安哲秀(アン・チョルス)氏の奥さんも来てたよね」と、政治家の「点数稼ぎ」ともみえる弔問を皮肉るコメントもあった。(翻訳・編集/松村)