のんびりと泳ぐ姿はもちろん、お食事タイムの立ち泳ぎを間近で見学しよう!

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2015年に開業25周年を迎えた世界有数の水族館「海遊館」。太平洋を模した広大な「太平洋」水槽を中心に、14の大水槽などを備える。生き物との距離が近い「新体感エリア」には、サメやエイに触れられる水槽などがあり、世代を問わず人気が高い。多くの外国人観光客も訪れる、見どころ満載の観光名所、海遊館を紹介!

【写真を見る】ワモンアザラシは、氷上からのほか世界最大級の天井ドーム型水槽からも水中の姿を見られる/北極圏ゾーン

深さ9m、最大長34m、水量5400トンの水槽で、雄大な景色を表現する「太平洋」水槽。成長すると12m以上にもなるジンベエザメは迫力満点。

■ 生きた魚にも触れる新体感エリアがスゴい!

見るだけでなく、鳴き声を聞いたり、触ったり、匂いや寒さも体感できる「新体感エリア」。3つのゾーンがあり、どれも生き物の暮らしを体感できる、新感覚の造りになっている。

<北極圏ゾーン>ワモンアザラシの西日本初展示をはじめ、北極圏に生息する約120点の生き物を展示。生息環境ができるだけ再現されている。

<フォークランド諸島ゾーン>イワトビペンギンが暮らす亜南極圏の様子を再現。3面の上部にはパネルが一切ないので、独特な匂いやにぎやかな鳴き声が感じられる。

<モルディブ諸島ゾーン>目の前を泳ぐエイやサメなどに自由に触れられる体験水槽。海水の中に手を入れて、生きた魚に触るという貴重な体験を存分に楽しめる。

■ ラッコにゴマフアザラシなど人気の水槽がズラリ!

海遊館の水槽は環太平洋の環境を模した造りになっている。ラッコのいる「アリューシャン列島」水槽など、水槽ごとの人気者を見て、世界の海を体感しよう!

<アリューシャン列島>自然の恵みに満ちた海に多くの生き物が生息するアリューシャン列島。荒々しい自然の岩場を再現し、そこに暮らすラッコの生態を展示する。

<モンタレー湾>多くの海棲(かいせい)哺乳動物のすみかとなっているモンタレー湾。海辺の岩場に生きるアシカやアザラシの生活を観察することが可能。

<日本海溝>日本海溝の斜面部水深200〜400mの場所に生息している世界最大のカニ、タカアシガニを中心に、深海の生き物が展示されている。

<日本の森>ここから海遊館の展示がスタート。海の源流となる日本の森林を再現し、水辺に生きる生物・渓流の魚類と合わせ、森の中の生態系を展示。

<グレート・バリア・リーフ>5000以上のサンゴ礁がつらなり、長さ2000kmにもなるグレート・バリア・リーフ。形状・色彩共精巧に再現したサンゴ礁を魚たちが泳ぐ。

■ ガイドツアーやお食事タイムなども注目!

じっくり見学できるツアーや生き物の新たな姿を見られるお食事タイムなど、海遊館ではさまざまな楽しみ方が可能。ぜひ参加して海遊館の魅力を体験して。

海遊館のマリンメイトが専用のイヤホンを使い案内してくれる「海遊館ガイドツアー」(要予約)。生き物の不思議などを4つのコースで紹介。

<■海遊館ガイドツアー/料金:500〜1000円(コースにより異なる)、予約:参加希望日の前日まで電話にて要予約(当日も定員に余裕のある場合参加可)。各回20人。小学生以上(小学生は保護者同伴)>

生き物たちのお食事タイム。時間によっては専門のガイドや水槽の中の飼育係員が楽しく&詳しく解説。生き物たちの不思議を学ぼう。動物によってお食事タイムは異なるので、要確認!

17時からの海遊館は、昼間とは違う幻想的な「夜の海」。ライティングが変わり、ロマンチックな雰囲気に。大人の海遊館を楽しんで。

■ オリジナルグッズのおみやげも充実!

「海遊館 OFFICIAL SHOP」で、オリジナルグッズや生き物たちのかわいいおみやげを販売。ジンベエザメの特徴でもある大きな口がファスナーになった「ショルダーバッグ」(2355円)。【関西ウォーカー編集部】