6日、米国のトランプ大統領が前日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けいち早く安倍晋三首相と電話会談を行ったのに対し、「当事者」であるはずの韓国首脳とは会談が行われていないことについて、韓国で注目が集まっている。資料写真。

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2017年4月6日、米国のトランプ大統領が前日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けいち早く安倍晋三首相と電話会談を行ったのに対し、「当事者」であるはずの韓国首脳とは会談が行われていないことについて、韓国で注目が集まっている。韓国・聯合ニュースが伝えた。

トランプ大統領と安倍首相は日本時間の6日午前6時30分から約35分間、電話で会談を行った。一方、韓国外交部によると米韓首脳の電話会談はその後も行われておらず、米韓間ではマクマスター米大統領補佐官と金寛鎮(キム・グァンジン)韓国大統領府国家安保室長による電話会談が20分ほど行われただけだ。こうした事態に記事は「朝鮮半島問題の直接の当事者である韓国を差し置き日本とのみ電話したことは、ささいなことと見過ごせるものではない」と指摘した。

一部からは、米国が朝鮮半島問題の議論から韓国を外すいわゆる「コリア・パッシング」を実践しているのではないかと懸念の声も出ているというが、韓国政府の当局者は「韓米間では米中首脳会談を前に緊密な調整が行われている」と説明しこの懸念を否定している。また外交当局は「外から見える韓日の違い」について「韓国大統領が不在であることに起因する側面が大きい」として、5月の大統領選を経て新たな大統領が就任すれば解決される問題だとの見方を示した。

この報道に韓国のネットユーザーからは3000件を超えるコメントが寄せられているが、中でも「韓国は正常な国じゃないからね」「大統領もいないのに誰と話すの?高官級の通話があっただけでもよかったよ」「僕がトランプでも韓国は外すだろうな」など諦めのにじむコメントのほか、「こんな国が本当に恥ずかしい」「残念ながら韓国に北朝鮮問題を解決する能力はない。認めよう」と嘆く声が目立つ。

また、「韓国を中国の属国くらいに思ってるんだよ」「金の力だろ」「米国は左派を嫌ってるからね」と具体的な「原因」を指摘するコメントや、「電話はしたいんだけど、韓国メディアが事実じゃなくて小説を書くから避けてるんだろうね」「毎日毎日、メディアがセウォル号の引き揚げと慰安婦問題ばかり報じてるからだ」など、この問題を通じてメディア批判を繰り広げるコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)