英ブラックプールの沿岸で、漁で使う網に絡まったザトウクジラが、2度もヒトに救助されて話題になっている。

観光客にも人気のザトウクジラ

網に絡まっていたのは、体長15メートルほどのザトウクジラ。ブラックプール沿岸にクジラが来ることは珍しいため、3週間ほど前から存在が話題になっていたクジラだ。

その姿を見るために、わざわざこの地を訪れる観光客もいたという。

まるで映画のような救助劇(第1回)

そのザトウクジラが網に絡まり、疲れ切った様子で海面に浮かんでいると聞き、救助に向かったのは、海洋生物の救護活動をしているBritish Divers Marine Life Rescue(BDMLR)と、RNLI(王立救命艇協会)。

その時の様子を、クジラを見に訪れていたHenry Kirkwood氏が撮影し、Facebookに投稿している。

▼ダイバーを載せた救命艇が近づく

Henry Kirkwood/Facebook

また、網から解放した拍子にどう動くか予想がつかず、ダイバーが海に潜って網を切ることはできなかったという。

▼続いて船でクジラに近づく

Henry Kirkwood/Facebook

▼ダイバーが船から身を乗り出し

Henry Kirkwood/Facebook

▼絡まった網を切っていく

Henry Kirkwood/Facebook

この時の様子を、Kirkwood氏は「まるでミッション・インポッシブルだ!」とTwitterに投稿している。

ヒトの努力により、クジラは網から解放されたという。

▼助けたヒトも満足そう

Henry Kirkwood/Facebook

Henry Kirkwood/Facebook

 

3月23日に一連の写真が公開されると、「なんて素晴らしい仕事をしたんだ!」「よくやった」など、救助にかかわった人々への賛辞の声が投稿された。

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10日後、再び網に絡まった姿が目撃される

その後しばらくは姿を見せなくなったザトウクジラだが、最初の救助から10日後の4月1日、再び網に絡まった姿が目撃され、ヒトによって2回目の救助が行われた。

1度目の救助劇はBBCなどにも取り上げられて話題になったためか、今度の救助劇はRNLIはしっかりと映像に記録。Facebook上で公開した。

2度目ともなるとかなり余裕ができたようだ。クジラも暴れることもなく救助隊に身を任せており、ヒトが助けようとしているのを知っているようにも見える。

微笑ましい救助劇だが、もう網にかからず安全に暮らしてほしいものだ。