音楽ストリーミングサービスSpotifyが、ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)と、複数年にわたるグローバルでのライセンス契約を締結したことを発表した。今後、包括的な音楽体験の提供や、柔軟な新譜リリース、Spotifyのプラットフォームを使用したマーケティングキャンペーンに向けた協業などが進められる。

 本契約により、ユニバーサルミュージックグループはアーティストやレーベルがファンを広げ、関与し、より深い結びつきを築くためのツールの基礎となるデータにアクセスできるようになる。SpotifyのCEOであるダニエル・エク氏は「我々はすべてのアーティストの全てのアルバムが同じ方法でリリースされる必要はないと考えており、UMGと共に、新たに柔軟性のあるリリースポリシーを確立すべく取り組んでいる」と説明。「UMGのアーティストは、シングルはSpotifyを利用するすべてのリスナーに今までと同様にお楽しみいただく一方、ニューアルバムについては2週間プレミアムプランだけで配信し、プレミアムプランのユーザーにいち早く作品全体をお楽しみいただくことをアーティストが選択できるようになる」と語っている。

 また、ユニバーサルミュージックグループの会長兼CEO、ルシアン・グレンジ氏は、「ダイナミックに、かつてない速度で進化する市場で成功するためには、アーティストの音楽をファンに届ける方法について創造的かつ継続的に再び進化させられるかにかかっている」と考えを述べ、「ダニエルや彼のチームとともに世界中のアーティストとファンをつなぐ新たな素晴らしい方法を確立することを楽しみにしています」と語っている。

 Spotifyは、4,000万曲以上の楽曲をオンデマンドで利用できる世界最大級の音楽ストリーミングサービス。アクティブユーザー数は全世界で1億人以上、有料のプレミアムプランのユーザー数は5,000万人以上となっている。