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 士郎正宗氏によるSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュらの共演で実写化した「ゴースト・イン・ザ・シェル」の新たな本編映像が、公開された。ヨハンソン演じる捜査官・少佐が、サイバーテロ事件の手がかりを探るべく、関係者の記憶にダイブするシーンを切り取っている。

 少佐は、かつてテロ事件に巻き込まれて全身を損傷し、脳とわずかな記憶を残して肉体が機械化された人物。捜査組織“公安9課”の一員として上司の荒巻(たけし)や相棒バトー(ピルウ・アスベック)と共に謎の男・クゼ(マイケル・ピット)が関わるサイバーテロ事件を追ううちに、自身の過去が絡んだ思いもよらない事実にたどり着く。ビノシュは、オリジナルキャラクターのオウレイ博士に扮する。

 サイバーテロ事件の犯人にハッキングされた芸者ロボットを捕獲した少佐は、危険を承知でロボットの記憶にダイブすることを決断。記憶の潜入に成功するが、ロボットが何者かに襲われている姿を見た瞬間に吹き飛ばされ、無数の人影に闇に引きずり込まれて絶体絶命のピンチに陥ってしまう。現実世界の少佐の体にも異変が生じ、現場に居合わせたバトーは「どうなっている? 接続を切れ! 切断するんだ!」と絶叫。事態の切迫具合を物語る緊張感あふれるシーンとなっている。

 少佐を演じきったヨハンソンは、本作のテーマ性に触れ「タイムリーな作品だと思うわ。特にアニメ版を見ると、20年以上も前の作品なのに、すごく前衛的よね。何よりも、デジタル時代の副産物である、孤独感を予見していたわ。サイバーテロも脅威だけど、それよりも、“つながり過ぎ”の時代にある、つながり合うことへの切望ね。今私たちは、どの時代よりも簡単につながることができるのに、空虚感や満たされない思いを抱いているから」と語っている。

 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、4月7日から全国公開。