【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が5日に発射した弾道ミサイルは失敗に終わったとの見方が出ている。
 米メディアは国防総省当局者の話として、北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイル「スカッドER」で、発射後に制御不能に陥り、東海に墜落したと報じた。
 北朝鮮が発射したミサイルを中長距離弾道ミサイル「北極星2」(米国側の呼称は「KN15」)とした米太平洋軍と韓国軍合同参謀本部の判断を米国防総省が修正したことになる。
 ただ、ミサイルの種類について、米軍内でも判断が割れており、数十基の衛星を打ち上げて北朝鮮を詳しく監視している米国の情報収集と判断に関する能力に問題があるとの指摘も出ている。
◇北朝鮮はミサイル発射報道せず 韓国軍「失敗」
 北朝鮮メディアは6日午前までに、ミサイル発射について報道していない。
 韓国軍当局は同日、北朝鮮がミサイル発射について発表する可能性を注視していた。北朝鮮はミサイル発射翌日、メディアに関連写真などを掲載し、ミサイル発射技術の進展を誇示してきたからだ。
 韓国軍の専門家は「これまでの慣例から、今回、沈黙しているのは気に入らない結果が出たため」として、「ひとまず、(発射実験は)失敗したとみている」と述べた。
◇韓国専門家 「新型開発の可能性」
 韓国軍と専門家らは米メディアの報道について、スカッドERと断定するには根拠が不足していると慎重な反応を示している。
 北朝鮮は先月6日、スカッドER4発を発射し、安定的に約1000キロを飛行した。スカッドERの性能が安定していることはこれまでの数回の発射実験で立証されている。このようなミサイルが今回のように約60キロを飛行して落下するほど性能が落ちる可能性は低いという。
 韓国軍の専門家は「北のミサイル開発の最終目標は大陸間弾道ミサイル(ICBM)」として、「今回発射したミサイルをスカッドERと予断することは難しく、新型ミサイル開発の可能性を排除してはならない」と述べた。
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