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 ドン・シーゲル監督の『突破口!』『殺人者たち』『刑事マディガン』が、国内初ブルーレイ化され6月14日にリリースされることが決定した。

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 シーゲル監督は、1971年製作のアクション映画『ダーティハリー』で、俳優クリント・イーストウッドを一躍スターダムに押し上げ、のちの映像作家イースト・ウッド誕生に大きな役割を果たした人物。バイオレンス映画の巨匠といわれるサム・ペキンパーは、シーゲル監督の元助手として修行を積んだ経験がある。

 このたびリリースされる3作品は、数々のアクション映画を世に送り出したシーゲル監督の円熟期ともいえる1960年代から70年代にかけて制作されたもの。

 1973年製作の『突破口!』は、シーゲルのプロダクション・クレジット“a siegel film”が初めて使われた作品で、シーゲルにとっては、雇われ監督から独立した映画作家として、自らの作りたい映画を作れるようになった作品。ニューメキシコの片田舎で暮らすチャーリーが、若手の仲間とともに銀行強盗を計画、実行し、警察とマフィアに追われる模様を描く。

 1964年製作の『殺人者たち』は、当時2時間の番組枠で放送される史上初めての長編TV映画として製作されるも、その暴力描写とジョン・F・ケネディ暗殺事件のため、劇場公開作として封切られることとなったハードボイルド・アクション。ギャングの金を持ち逃げした元レーサーの殺害を依頼された二人の殺し屋の運命を描く。

 1967年製作の『刑事マディガン』は、『マンハッタン無宿』『ダーティハリー』の基盤となった作品で、ニューヨーク市警の刑事マディガンが、ブルックリンのギャング、ベネシュに奪われた拳銃を72時間以内に取り戻そうとする模様を描く。(リアルサウンド編集部)