ドイツ南部ミュンヘンで難民申請に向けた最初の登録所に着いた移民ら(2016年11月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ政府は5日、18歳未満の婚姻を禁止する法案を閣議決定した。大量に流入した移民の中に、一方または両方が18歳未満のカップルが多いため。法案は7月にも議会で承認される見通しだ。

 法案は18歳未満の外国人による婚姻を無効化することで、特に18歳未満の少女を守る狙いがあるとみられている。

 少女が出身国で合法的に結婚している場合でも、必要に応じて民生委員が夫から引き離して保護できるとしている。

 国内のすべての婚姻について、本人の同意で結婚できる年齢が16歳から18歳に引き上げられる。現行法では場合によっては18歳と16歳の婚姻が認められている。

 出身国で結婚したカップルについては、配偶者が16歳未満の場合は無効とされる。一方または両方が16歳または17歳の場合は、家庭裁判所が婚姻を取り消すことができる。

 連邦議会の情報公開請求で明らかとなった最新の統計によると、ドイツでは昨年7月時点で未成年者1475人の婚姻が届け出られている。うち361人が14歳未満、1152人が少女だという。

 国別ではシリアが664人で最多。以下、アフガニスタンの157人、イラクの100人、ブルガリアの65人と続いている。
【翻訳編集】AFPBB News