6日、韓国メディアによると、韓国の梨花女子大学の学生らが、初代総長の金活蘭の銅像に「親日行為」を知らせるための立て札を立てると宣言し、注目を集めている。写真は梨花女子大学。

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2017年4月6日、韓国・EBSによると、韓国の梨花女子大学の学生らが、初代総長の金活蘭(キム・ファルラン)の銅像に「親日行為」を知らせるための立て札を立てると宣言し、注目を集めている。

梨花女子大学の初代総長であり、女性教育の先駆者と言われている金活蘭は、日本植民地時代にコラムや講演を通じて学徒兵の募集と慰安婦への参加を積極的に奨励した親日派として知られている。有志の学生らは2日、立て札プロジェクトの趣旨について「大学の校庭に設置された金活蘭の銅像は日本植民地の名残であるため、親日行為を明示しなければならない。金活蘭が親日派であることは知っているが、どんな親日行為をしたかについては知らない学生が多い」と説明し、「大学に売国奴である親日派の銅像があることが恥ずかしい」と訴えた。学生らは銅像の撤去を最終的な目標に見据えているが、まずは2学期が始まる9月までに銅像の前に立て札を立てようと募金活動を行っている。

大学内で「銅像を撤去するべき」との主張は以前からあったものの、親日行為についての立て札を立てる試みは今回が初めてという。大学側は学生らの活動を真剣に受け止めているが、具体的な協議計画についてはまだ明らかにできないとの立場を示している。

また、梨花女子大学学生らの今回の動きが、高麗大学や延世大学、ソウル大学など親日創立者の銅像問題で対立が生じてきたほかの大学にも広がるかどうかにも注目が集まっているという。

民族問題に関する専門家らは「学校に寄与した功績と反民族行為をした過ちを一緒に残すという方法で、これまで対立が続いてきた『親日銅像問題』を段階的に解決していける」と話している。

これについて、韓国のネットユーザーからは「遅くなったけど今から始めよう。親日派の清算を応援する」「教育上よくない。撤去するべき」「『大学生はただの子ども』と勘違いしていた。韓国の未来は明るいと思えた」「親日派を清算しなければ国が正常な状態にならない」「親日行為ではなく、反民族犯罪行為だ」「慰安婦像はだめで親日の銅像はよいというのはおかしい」「韓国の土地において親日の根は本当に深い」など、梨花女子大学学生らの活動に賛同するコメントが多く寄せられた。

そのほか、「銅像を撤去すれば親日派を清算できるの?大学自体をなくすべき」「親日が嫌ならほかの大学に入ればよかったのに」「そこまで気にすること?あの時代に親日行為をしなかった人はほとんどいないだろう」との声もみられた。(翻訳・編集/堂本)