4日、日本の中国残留孤児の代表団がハルビン市内で現在も存命中の中国の養父母たちを訪ねた。写真はハルビン。

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2017年4月5日、新華社によると、4日午後、中国友誼促進会とハルビン養父母聯誼会の協力のもと、日本の中国残留孤児の代表団が、ハルビン市内で現在も存命中の中国の養父母たちを訪ねた。

1945年、旧日本軍が撤退し、入植していた開拓民が混乱の中で避難や帰国が困難な中、4000人を超える残留孤児が生まれた。その9割以上が東北3省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)と内モンゴル自治区に集中している。

「残留孤児にとって、日本は祖国だが、中国は故郷。中国の人々に命を救ってもらわなければ、その後の人生はなかった」と残留孤児の庄山弘宇さんは話す。再び養母に会えた女性は、涙ながらに感謝の言葉を口にした。

1972年の日中国交正常化以降、多くの残留孤児が日本に帰国したが、中には帰国せず、中国で生きていくことを選んだ人も少なくなかった。王林起(ワン・リンチー)さんもその1人だ。王さんは懸命に自分を育てててくれた養父母との記憶を今も大切にしている。

同じく残留孤児の中島幼八さんは「われわれももう70歳を超えた。生きているうちに、中国の両親が愛情を注いでくれた恩に報いたい」と話し、葛西泰男さんは「戦争に反対し、平和を愛し、育ててくれた恩情に応えたい」と話している。(翻訳・編集/岡田)