4日、中国四川省の中学2年生の男子生徒が今月初めに遺体で見つかった事件で、地元警察が「他殺の証拠はない」と発表したことに対し、地元市民が警察の建物を取り囲んで激しく抗議する事態となっている。写真は警備中の警官。

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2017年4月4日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、中国四川省の中学2年生の男子生徒が今月初めに遺体で見つかった事件で、地元警察が「他殺の証拠はない」と発表したことに対し、地元市民が警察の建物を取り囲んで激しく抗議する事態となっている。

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男子生徒が遺体で見つかったのは、同省瀘県の太伏中学校。4月1日、同校に通う2年生の男子生徒が、建物の脇に倒れて死んでいるのが見つかった。ネット上には遺体の背中、足、手などに大きな赤いあざがある写真が大量に掲載された。警察は男子生徒は自殺したと判断。「他殺の証拠は見つからなかった」と発表した。

しかし、一部の人々の間に「男子生徒は学校の不良グループ5人に1万元(約16万円)を払うよう脅されており、お金が用意できなかったため殴られて殺された」との噂が拡大。これに対し、警察が「根拠のないうわさを広めた場合は厳格に処罰する」と発表したため、捜査に対する疑念が広がった。

ネット上には警察の捜査に対する批判の声が広がり、警察の周辺には抗議のため市民が多数集結。建物を取り囲み、真相究明を求める声を上げている。ネットには「大きな事件に関する情報は「速やかに公開されるべきだ。言論統制は逆にうわさや憶測を呼ぶ」などの意見が出ている。(翻訳・編集/大宮)