30・40代女性が心底くつろげる「スナック」のすすめ

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 女性はなかなか行く機会がないかもしれませんが、スナックはとにかくオトナの女性には必要な憩いの場です。仕事や友人などの人間関係とはまた違うこの場は、まさに働く女にはオアシス。スナック歴5年のアラフォーライター、タケダマコが僭越ながらその魅力をお伝えします。

◆年齢も肩書きも関係ない「スナック」という場所

 スナックの醍醐味のひとつは、人間観察がおもしろいこと。お偉いビジネスマンやなにやら事情を抱えた素性のわからない人まで、とにかく普段は出会えないような人ばかり。バーとは違うので、1人で飲んでいても、必ず自分も巻き込まれて店の中の世界の一員になります。

 そこには自分の肩書や年齢は一切関係ありません。完全にお客さんとは対等の関係性なのです。社会的なマウントを取りあうこともないのでストレスがなく、心から楽しめるのです。

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 また、私にとって大きなメリットだったのが、普段出会えない年の離れた先輩ができたことです。高齢のお客さんが多いのもスナックの特徴。自分の親ぐらいの飲み友だちができることだってあります。住んでいる地域のスナックなら、近所に人生の先輩がいることになりますし、自分がその地域で迎える老人期の見本にもなるわけです。

 では、勇気を出して、スナックの扉を開けてみましょう。

◆昔のカラオケ曲を覚えておくと喜ばれる!

 憩いの場ですが当然、空気を読む力は必須です。30〜40代のスナック初心者の女性は、スナックでは「若手」に入ってしまいます。そんな中、常連の空気を壊さず会話に入れるか、が重要です。ここでうまくやれれば社会でのコミュ力向上にも一役買えるのです。

 いきなりハードルが高いな! と思った方はまずカラオケを歌ってみましょう。

 ここで重要なのは選曲です。ここでオススメなのは、できるだけ自分が子どもの時代に流行った曲などを入れると「お、若いのによく知ってるね!」などと喜ばれたりします。

 会社員であっても、どの部署の人とも付き合える女性は、たいがいどの世代とも会話を合わせられたり、時代のヒット曲などをしっかり押さえていたりするものです。私たち若手女性は、スナックでは、邪魔にならない主張をしない空気の一環になることが大事です。いい意味での「お飾り」としての女性に徹しましょう。

◆決して会話に深入りはしない!フラットな関係を作る

 カラオケでウケを取ったら、次は会話です。

「仕事は何か」「家族はいるのか」など、プライベートに踏み込むのはご法度。私も根掘り葉掘り聞かれてうんざりした経験がありますし、バカ正直に答えていたら、それこそ面倒くさい場になってしまうのです。「若さ」や「バカさ」をなるべく出さない方が気持ちのいいお酒が飲めます。

 当たり障りのない、流せる程度の会話が正解です。例えば「今日、何軒目っすか?」とか、何も考えずに答えられて、しかも「何食べて来たんですか?」などに話が若干広がりそうな質問がちょうどいいようです。

 かつての上司に教わったことがあります。

「スナックって本当にフラット。ああいうフラットな場では、コミュニケーションのバランスが取れていないと、いい人間関係を作れない」

 スナックは、人間力を鍛えられる場所なのです。確かに、会社の社長だろうがフリーターだろうが関係ありません。

 さらに、ママからも学べることも多いです。ママさんは、企業の重役と思しきオジサンに「これ、出しておいて」と手伝わせているのです。寝てる客を叩き起こしたり、ちょっとした買い出しを頼んだり…。一見、怒られそうですが、男たちは喜んで動く。